LiLy プロフィール
コラムニスト/作家
1981年11月21日生まれ
神奈川県出身
上智大学外国語学部卒
2004年 J-WAVE
ナビゲーターオーディション優勝
LiLy リアル
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なみだ

恋人と別れた。

3年間、ずっと一緒にいた彼は、最後の最後まで私を大事にしてくれた。

本当にいい男だった。
最高の恋愛だった。

あの日、本当に、彼と出会えて良かった。
今の私がいるのは、彼のおかげ。

恋が愛に変わって、永遠を夢みても、それでも終わりが訪れる。

そんな現実に、私の胸は張り裂けそうになるけれど、
”恋に落ちること”が怖いという思いはなくて、
今は、ただただ彼と出会って恋に落ちて一緒に過ごした3年間に、
深く感謝してる。

ありがとうって何度いっても
ごめんねって何度いっても足りないくらいの感情。

永遠を夢みていた二人のために、
私は泣く。

でも、この感情には、涙も足りない。

あぁ、心の底から、彼の幸せを祈ってる。

出会う前は、他人だったのに。

こんなに愛し合えたのは、奇跡以外のなんでもない。

プライドとは、傲慢さでなくて、
今まで自分を愛してくれた人たちの愛を貫くことだという。

彼には、私が捧げた愛を貫いて、幸せになってほしい。
私も、彼がくれた愛を貫いて、幸せにならなくちゃいけない。

他人の喜びや成功、幸せを心から願うこの気持ちは、
人間の、なによりも綺麗なところからきてると思う。
愛は、奇跡の感情。

だから、それを受け取ったならば、永遠に、
それを裏切るようなことはしちゃいけない。
自分で、自分を幸せにする義務がある。

辛くても苦しくても、寂しくても、
私は逃げないよ。
一人でも、一人ぼっちじゃないから。

一晩中、泣いて泣いて泣いて。

泣きながらでも、〆切が近い原稿を書く。
朝には、仕事に行く。
昼には、ご飯を食べる。
夜には、眠る。

人生は、続いていく。

いつか、永遠が、見つかりますように・・・。
私にも。彼にも。

なみだが、とても熱い。
| 23:54 | comments(45) | trackbacks(31) | Posted by : LiLy

流派R 春のスタイル♪

あぁ。また週末が終わってしまった。
只今深夜2時。もう、月曜日だね。

今、お風呂にお湯が溜まるまでまってるあいだの時間。

金曜日の夜って家にいることが少ないので、
めったにリアルタイムで見れない「流派-R」なんだけど、
今回もまた見逃してしまった。


LiLyの春のファッションスタイルってコーナーが
放送されてたはずなんだけど、皆みてくれたかなぁ?

私の大好きなMISS SIXTYで撮影したよ。
もちろんMISSの洋服着て♪
春ってコンセプトで私がコーディネイトしました。
大量の可愛い洋服から、コーデ決めるのって、ヨダレもんでした。
ああ、これが丸ごと私のクローゼットだったら・・・。ってね。
あ。この写真の上にピンクのパーカ着て、出演したの。
これじゃ、夏。(笑)

早く春にならないかね〜
まだ寒いよね。


MISS SIXYばかり褒めると親友のANAP GIRLが怒るから、
彼女たちの可愛さもお披露目します(笑)


金曜日「流派」放送中、J-WAVEに行ってました。
SOULTRAIN最終日以来の六本木ヒルズ33階。

色々感じたよ〜。

ではお風呂溜まったみたい♪
最近買った「お風呂で聞けるCDプレーヤー」に入れるCD選んで
至福の時をエンジョイしてきま〜す。

一週間、ガンバロ♪♪
| 02:07 | comments(74) | trackbacks(61) | Posted by : LiLy

就職活動の痛み



締め切りラッシュが過ぎて、
ちょっとボケっと出来る時期がくると、
なぜか仕事に対してちょっと萎える。

その繰り返しなんだけどね。

でも今原稿を書き上げて、
ある人に読んでもらって、

「非常に良かったです!胸がいっぱいになりました」
っていうメールが来て、

また私は仕事に対してまた燃えることが出来た。



















ある人ってのは私の弟。

彼は今大学3年で、就職活動中。
私が3歳の時からずーっと一緒に育ってきた私の大事な大事な弟。

最近の彼は、今までの私が見たことない位悩んでるみたいだった。

私に何が出来るかな?
ってすごく考えて、
先月から
就職活動についての文章を書き始めた。
弟のことを織り交ぜながら、
私が経験したあの独特の苦しさをそのまま書いた。
(そのコラムの前編は、
もうxign.jpのFLAVAにアップされてるから良かったら読んでね!!)

さっき、その後編の原稿を書き上げて、
「でも、もしかしたら弟がこれを読んで余計に気持ちが重くなっちゃうかもしれない・・・」って不安になったから、

「原稿確認して!もしこれが嫌だったら、載せないから」
って原稿添付してメールを送ったら、
弟は、すごく気に入ってくれた。

弟のために書いたものだったから、私も胸がいっぱいになった。

うれしい。

ホッとした。

*******************************

就活は辛い。

子供の頃から見てきた夢が崩壊する瞬間だったりする。
嫌でも自分と向き合わなきゃいけないし。

就職しないでフリーランスの道を選らんだ私にとっては、
フリーランスでやっていく限り、”私の就職活動”に終わりはないからね。

仕事は辛い。

自分で仕事とってきて、仕事して、請求書かいて、また営業して、仕事とって、仕事して・・・・・の繰り返しは楽じゃない。
何の保障もないし、自分を信じるしかなくて、自信を失ったらもうやってけない。だけど自信をキープするのは大変だし、よく落ち込むし、たまに寝る前に泣いてる。

だけど仕事は楽しい。

今みたいに、ユウキをあげたいと思う愛する人に、
文章を通じてユウキを与えることに成功したとき、
私は本当に自分の仕事を愛してるって思う。
やってて良かったって心から思う。

昨日ね、3月1日。
大学に成績証明書を取りにいった。
卒業が決まった。

取り終えた単位を眺めて、
自分の努力に感動した。

大学時代、生まれて初めて努力した。
生まれて初めて、これでもかって位勉強した。
ちょっと遅れちゃったけど、
やり遂げた。何度も辞めたいって思ったけど、良かった辞めなくて。

今日、私は自分が好き。

写真は、MIXIで私のコミュニティを作ってくれた女の子がアレンジしてくれたもの。自分のコミュなんて照れくさいけど、私の文章を愛してくれる人が1人でもいれば、私はこれからもずっと書いていける気がする。今私は自分の書いた文章を売って食べているんだけど、もし文章が金にならなくなっても、私は勝手に死ぬまで書いてるって思う。このブログを書くのが好きなのは、これは金を貰わずに書いてる文章だから。自由。

私は書くことが好きで好きで好きでたまらない。
喋るより、書くこと。
ここ一年で自分の中でハッキリした。
書くことが私のメインだ。
| 06:23 | comments(52) | trackbacks(49) | Posted by : LiLy

SWEET SWEET 19 BLUES

変なはなし、
私がなにより
「アタシってやっぱ日本人だなぁ」
と感じるのは、カラオケ中!!

Xign.jpのFLAVAで一緒にライターをしてるmicksと、
おととい渋谷のシダックスでJ-POP熱唱してきた!!
いつもHIPHOPについての記事を書いてる私たちだけど、
それぞれの青春が焼きついた日本のPOPSには、
他の音楽には絶対に補えないナニカがあるよねって言いながら。

歌詞もね、なんだかとても切実で・・・。

当時の気持ちが蘇ってくるんだよね。
日本の中高に通ってた頃の、あの感じが。
”がっこう”っていう小さな世界の中で生きていかなきゃいけない
”窮屈さ”と”安心感”の間で、
”コドモ”と”オトナ”の間で、
揺れ動いてたあの頃の気持ちが。

あとね、今改めてその当時聞いてた曲を歌うと、
その時は気付くことの出来なかった歌詞の裏側の意味が、
分かったりするんだよね。

TRF、globe、Chara、マイラバ、あゆ、dos、
ジュディマリ、宇多田ひかる、倉木まい、Tina、Cocco、
ミスチル、サザン、m-flo、aco、SPEED、クリスタルケイ、
椎名林檎、SPEENA、スピッツ・・・。

そして、私が中学生時代からの憧れアイコン、安室奈実恵。
あの4種類ジャケ写があるアルバム、何回リピートして聞いたことか・・・。



SWEET 19 BLUES」

もうすぐオトナぶらずに、
コドモの武器も使える
いちばん旬な時。

寂しさは昔よりずっと
現実味増してきたね。
でも明日はくる。

世の中かっこつけてて
それよりかっこよくなきゃいけない
もし、とびでるんだったら・・・。

今日はあたしがあのこの
明日はあのこがあたしの
傷を癒して・・・。

SWEET SWEET 19 BLUES
だけどあたしもほんとは
すごくないから・・・。







ほらね。歌詞暗記してる。
それくらい、胸に刻まれてる曲。
これが出たときまだ17歳で、19歳に憧れた。
そして、
19歳のときのあたしも、思い出す。


とりあえず東京に出てきて、
バイト3,4こ掛け持ちして、
必死で家賃払いながら、
夢みてた。
おっきく。
自分が誰なのか
探してた。
焦ってた。

写真は、富成鉄氏にとってもらったもの。
ちょうど19から20になったばかりの時のもの。

この半年後、MTVのSUPERDRYLIVEで、MCをして
憧れの安室ちゃんと同じステージに立つことが出来たんだよね。

なんか信じられなかった。
足がガクガクしたな。

4年前。
すごく昔のように感じるけど、
ちょっと前のようにも感じる。

4年後。
28歳のあたしは何してるんだろ?
でもきっとカラオケに行けばこの曲うたってんだろな。




| 01:09 | comments(160) | trackbacks(36) | Posted by : LiLy

3Hours<パーテー/エクササイズ>



写真は、今週末も遊びに行ったクラブ「WAREHOUSE」繋がりで。
NIGOさんに、VERBALさんに、CHAD(NEPTUNES)!
@去年の年末NIGOさんが主催したファレル来日パーテー。
あたしはMOETガールしてた♪楽しかった!
でも、
外国人に、シャンパンガールが本職だと思われて、
「毎晩大変だね〜!ごくそうさん!」
って何度も言われた。
そんな職業って、あるの?笑。

今回は、クラビンスタイルについてお話を。


18の頃。FL留学から帰国したての頃。

激ミニスカ・アミタイ・ハイヒールで実家の取手から終電乗って、
一時間以上かけて渋谷に通ってた。
雨の日も、電車が止まっちゃいそうな雪の日も!
行き先は決まって、ハーレムかブエノスかエイジア。
(そうそう、あの宇田川通りね。笑)
女の子皆で始発待つ時の、あの寒さといったら、
あのつま先の痛みといったら!!
帰りには皆、アミタイのアミから足の指でてたし。(笑)

全部我慢して、
セクシーになりたくて!!みんな必死で薄着してたな。
今考えると、クラブのトイレで着替えればいいじゃんって思うんだけど、
始発に乗ってる大人にちらちらと痛い視線を浴びながら、
クラブ服きたまま皆で電車に乗ってたな。

それはもう、命がけのクラブ通い!
家に着く頃にはクタクタで、足も痛くて痛くて、もう駄目だ状態になるんだけど、次の週末にもまた同じメンバーで繰り出してたな。

すっごい体力!
すっごい根性!

今やれって言われたら、できない・・。
クラブ行くスタイルって、変わるよね。
あの頃からの女の子メンバーは健在だけど!

ここ数年は、仕事終わってからご飯食べて、
11時頃にクラブに行って、
クラブでトップスだけ着替えて、
3時間踊り狂って、
2時にはタクシーに飛び乗って帰るってのが定番のクラブスタイル。
女の子たちは、今じゃ、
朝早く起きてお仕事しなきゃいけない大人なんだもん。

この週末もこのスタイルでWAREHOUSE@麻布十番!
定番メンツのえりと。

FANTASTICPLASTICMASHINEこと、田中さんのPLAYで踊るために☆
ダンスミュージック最高。
ハウスって、大好き。ロックもかかって、ジャンプするあたしたち。
田中さんのPLAY終了後には、
背中に汗がツーツー伝ってきてたもん。
「躍らせてくれてありがっとー!」
(テンション上がってると敬語が使えないあたし)
って言ったら笑顔で、
「踊ってくれてありがとう!」
と田中さん。素敵。
「ア!今日ちょうど原稿チェックしたよ!完璧完璧!」
と褒められて、テンション更に↑。踊り狂うあたし。笑

2時ごろ、ちょうど化粧も全部汗で流れ落ちた頃、
えりと一緒に「あっちー!!!あちーーー!!」って言いながら外にでる。
クラブの重い扉を開くと、今度は、
「さっみーー!!さみーーーー!!」て慌ててジャケットを着る。
コンビニでポカリを買って、
一緒にタクシーに乗り込む。(家が近いのよん)

「あ!写真とろーよ」
「え?この顔で?」
「そっか。やめよう」
とか話しながらポカリをがぶ飲み。

「一ヶ月ぶりじゃない?一緒にクラブ!」
「ほんとだね、寒かったもんね」
「でも、もうすぐ暖かくなるね」
「また、通おうぜ」
「去年の夏思い出さない?」
「通ったね〜」
「富士ロック行けなくて、UNITYに行った7.31から全ては始まったよね」
(内輪ネタ。)
「ほんと、ぶっこわれたよね、夏。」
「エレグラでしめて、ビジネスモードに戻った感じじゃない?」
「今年もこわれるでしょ?夏。」
「あたりまえじゃん。だから今がっつり金貯めるわ。笑」

会話が止まらなくってすぐに家に着いちゃう。
ハグしてバイバイ。部屋に入ったら、即寝。(笑)

クラブ大好き。クラブなくなったら、死んじゃうし、もし死ななくても確実に、太っちゃう。


| 08:00 | comments(155) | trackbacks(102) | Posted by : LiLy

バレンタイン☆プレゼント





私は「プレゼントをあげる」っていう行為の何が好きかって、
”あいてのことを色々と考えながら・・・”な時間。
プレゼント選びも、カードを書くのも、
その人のことを考えながらする作業でしょ?

そこがプレゼントを特別にする。

それがなければ、ただの物。
なんだかんだいって、物なんて自分で買えるしね。

だから義理チョコも、無差別お土産も、一切しない。
意味ねーから。(おっと。普段の言葉使いが・・・)

写真は去年のバレンタインに彼にプレゼントしたもの。
ハート柄トランクスは、GAPの毎年定番商品で、あたしのお気に入り。笑

店員の男の子に、サイズを聞きながら選んでた時に、
「これ彼女に貰ったら履きます?」
って聞いたら、
「あー俺はちょっと無理っすね」
って言われた。(笑)

でも、彼だって、
大好きな彼女に貰ったら絶対に履いちゃうの知ってる。(笑)
男の人はすーぐかっこつけるけど、
実は女の人よりかわいいとこあるもんね。

このトランクスは、
浮気防止とかじゃなくて(笑)

「洗濯物たまっててコレしかなくてさー」
とかなんとか言いながらも、
これを履いてくれる彼がいとしいから好き。

でも、
もし万が一、
彼が浮気しそうになって、
このパンツ履いてるのを相手の女が目撃でもして、
あたしに対して猛烈なジェラシーを感じたりしたら、

ちょっと燃える。(?)



これはおととしの彼のバースデープレゼント☆
ドルチェ&ガッバーナが最高なのはもちろん、
サッカー好きな彼が気に入ると思ってチョイス!

ちなみに彼が着てるシャツもジャケットも、
あたしがプレゼントしたもの。
ZARAのMENSはシック&セクシーでオススメだよ☆

・・・というか、MYダー初公開☆
(彼は怒るだろうけど、ま、いっか。)


では皆さんハッピーバレンタイン☆

今から小説「好きっていって〜」の第2話を書きます。
ボブの「NO WOMAN NO CRY」を着信音にしてる、
浮気な男の子を主人公にする予定。
3月中旬に発売されるHONEYGIRLに載る分なので、
楽しみにしててね。

FLAVAにあたしの記事「HIPHOPとジャーナリズム」がUPされたので、
読んでね。http://www.xign.jp/service/flava
感想メールを即効でくれた方々ありがとう!
| 23:14 | comments(166) | trackbacks(53) | Posted by : LiLy

LAから帰ってきました☆






























ちょっぴりごぶさたです。
LAに一週間出張してきました。
みっちりスケジュールで、なかなかブログ書けなくて・・・。
おととい帰ってきて、即効でまた仕事で・・・。
今、時差ぼけなのか、朝早く目が覚めたのでアップしてます。

今回もパリス取材の時と同様、ひとり出張だったんだけど、
いいね!ひとり!

もちろんこの取材でゲットしてくる情報は、私ひとりにかかっているので、
そのプレッシャーは大きいけど、その分やりがいもある!

今回は、本当にいい経験をさせて頂きました。
一週間で、約50人のスターを取材してきたんだよ!
詳しくは、雑誌が発売されるまで秘密なんだけど、
今度色々裏話をアップするね!

そんな中でも、3回クラブ行ってきたよ!
これも取材なんだけどね。



















左は今回、仕事を通じて友達になったASUKA。
すっごいカッコイイ女の子で、
私の1こ下なんだけど、
LAでバンドやっていて、
2歳半の女の子のママ!!
ファンになちゃったよ。


そして、このブログを通じてメッセージをくれたりしていた
LA在住の女の子とも会ってきました。
Kimmyワインありがとう☆

And
Special Thanks to Disney の UさんとDさん☆

今回の出張で初めて、
あたしはライターが天職だって思った。
だって、

「見て感じて書く」

ってことほどあたしが好きなことはないから。
| 07:27 | comments(93) | trackbacks(116) | Posted by : LiLy

寂しくて死んじゃいそうな夜

私は毎月10冊以上雑誌を買うのだけど、
この前、おもしろい雑誌をみつけた。

UNITY帰り、渋谷のコンビニで、表紙に書かれた、

「寂しくて死んじゃいそうで家にいると
携帯癖が止まらないあなたへの処方箋付き」

という文字を見て、私はその雑誌を手に取った。

前から「なかなかおもしろいな」って思っていた
NUTSというギャル誌 ( 創刊号に、
”ギャルとヤンキーこそ!日本の文化!!守り抜く!”
って書いてあってちょっと笑っちゃったんだけど、
深く共感したんだよね。)の増刊号で、

「好きな男を振り向かせるための駆け引き術」が、
具体的に解説されている、
「おーやってくれるね!」って印象の企画本だった。










「寂しくて死んじゃいそうな夜」

                      
それは、
男の子のことは分からないけど、
女の子には、絶対に年に数回、必ず襲ってくる夜。

雑誌によると、大昔から「夜は心が乱れる」と言われているんだって。
だから、夜になると、不安・孤独が大きくなるものらしい。

落ち込んでいるきっかけが、何だったのかも分からなくなるくらい、
もう、寂しくて寂しくて寂しくて。
ジッとしていられない位、心の中がぐちゃぐちゃになって、
泣いても泣いても泣いても、心は晴れなくて。

携帯を操作しながら、
メモリーに登録されている名前を次々に眺めて、
この寂しさを埋めてくれる人を、探す。

大好きな家族も、女友達も、こんな夜には力不足。
死んじゃいそうな寂しさから、女を救えるのは、
なぜか、いつも、男だけ。
それも、異性としてみてる、男だけ。

そんな夜に思い出すのは、
昔セックスをしたことのある男か、
これからセックスをしてもいいと思っている男だけ。

電話で話すだけで、
ちゃんと繋がってるって分かるだけで、
男の声で、「大丈夫だよ」って言われるだけで、
なんだかホッと、安心できたりする。

「人はスパイラル状の不安を目の前にすると、セックスに逃げる。」
って村上龍が書いていた。

そう。
そんな夜、
女は、
セックスに逃げたくなってしまうことがある。

これはもう、理屈じゃなくて。

女が、
愛していない男とセックスをする時って、
快楽のためとかじゃなくて、
寂しさを埋めるための行為なんだと思う。

もちろん、セックスなんて一瞬のこと。
ただ、
その一瞬、
不安から逃れることができるってだけ。

だけど、
セックスの後、
少し眠れば、朝が来て、
とりあえず、
寂しくて死んじゃいそうな夜は、終わるんだよ。

あたしはね、そう思うから、
世の中に尻軽の女なんてのは、
本当は存在しないんじゃないかな、ってね、思うんだよ。

ただ、
愛のないセックスの後で、
女はもっと寂しくなっちゃったりする。
だから、
本当はそんな夜こそ、一人で眠るべきなんだ。

Hey Boy,

あなたがもし、
あなたにセックスだけを求める女を、
あばずれだって思ったとしても、
その夜あなたに抱かれることの
意味が、彼女の中には
ひっそりと、
でも確かに、
存在してたのかもね。


あなたがもし、
朝起きて、
携帯に、
久しぶりに元カノからの真夜中に着信を見つけたとして、
かけ直しても彼女が電話に出ないとき、
それは、
その彼女が、
年に数回の”そんな夜”を過ごしてたってことなのかもね。

あたしたちが「男心ってわかんない」って言うように、
あなたたちも「女心がわかんない」って言うけれど、
”女の謎めいた行動”と”寂しさ”の関係は、深い。
それだけは言えると思うんだな。


*********************************

PS 
これを読んでくれている皆様、ありがとう。
HPで日記を始めたときは、周りの友達しか見ていなかったものなのに、  今ではビックリしちゃうくらいのアクセス数。
毎日、このPGに遊びに来てくれた人数が見れるのだけど、
数万人の方がここを見てくれていることになる。
そして、ほとんど毎日、誰かから、お手紙がくる。

自分が心の中のものを文字にしてすっきりするために、
自分に言い聞かせるために、
自己満足に書いているブログだけど、
「共感しました」って言ってくれる人が沢山いて、
それにあたしはものすごく励まされてる。

だって、それは、あたしにとっても、
   
”あ。あたしだけじゃないんだ。” 
   
という発見だから。

あたしが物を書く仕事に就いたのは、
  
寂しくて死んじゃいそうな夜を、
多分人よりちょっぴり多く過ごしてきたからだとおもう。

特に、もう親に抱っこしてもらえるほど子供じゃなくて、
でもまだ男に抱いてもらえるほど大人じゃない、水色時代にね。

  
だからね、
あたしがあたしの寂しさを埋めるために書いたものが、
一人で飛び立って、
結果的に、
あたしの知らない誰かの寂しさを、
ちょっとでも減らすことが出来たなら、
そんなに嬉しいことはない。

だって、
それはあたしの寂しさをやわらげてくれるから。

だからこれを読んでくれている人に、ありがとう。

お手紙やコメント、
毎回は返事が出来ない状態だけど、
全部読んでるし、(何度も繰り返して読んでます)
本当にありがとう。

来月からちょっとずつ、
ショートストーリーを書いて
HP(http://www.lilylilylily.com)に
アップしていきたいと思います。

今年は、いい作品を、たくさん書きたいな。
                             LiLyより
   
   

  

| 22:41 | comments(138) | trackbacks(223) | Posted by : LiLy

怒ってたけど・・・

10代の頃、あたしは、ものすごく怒ってた。
色んなことに、それはもう、沢山のことに。

自分の力じゃどうしよもない、
世の中の理不尽なことにも
腹を立てて、
学校の先生にも、生徒にも、親にも、友達にも、怒ってた。

そんな頃の自分の写真を見ると、今の自分と顔が違う。
あたしの怒りが、オトナになるにつれて静まって、
優しい顔になったと思った。








あの頃は、
オトナをあんなに憎みながら、自分も、
オトナになりたくてもがいていた。

オトナになって、良かったこと。
それは、あの頃より、優しくなれたこと。
| 08:27 | comments(167) | trackbacks(90) | Posted by : LiLy

みんなみんな食うために働いてるのだー

みなさまおつかれさまー☆
仕事から帰ってきて、また今から家で仕事だー・・・
月末に、海外出張1週間入ったーーー!!!
体が一つじゃたりないーーーーーー!!!
こりゃ今月、しぬな・・・。

とため息モードになってたけど、
友達のブログの写真みて、

ああ、みんなみんな仕事がんばってんだ!

と、当たり前のことなんだけど、思い、元気が出たあたし。

↓ANAP店長かおり☆




































オトナはみーんな、
寝る家を確保するために、
ご飯たべるために、
洋服を着れるように、

がんばってみんなみんな毎日働いてるんだよね。

いろんな仕事が世の中にはあって、
いろんな人がいろんな形でお金を稼いでいるけど、
楽な仕事なんて1つもなくて、
それぞれ大変で、
いろんな悩みがあって、

でも、みーんな、眠くても起きて、辛くても我慢して、仕事してる。

よーし、みんなー明日も頑張ろうねー!!

今日、勇気付けられた言葉。

”自立している女性に共通するのは、体力・精神力・直感!!!”

今月号のGLAMOROUS「ワーキンググラマラス6名の肖像」より



| 00:19 | comments(309) | trackbacks(96) | Posted by : LiLy