LiLy プロフィール
コラムニスト/作家
1981年11月21日生まれ
神奈川県出身
上智大学外国語学部卒
2004年 J-WAVE
ナビゲーターオーディション優勝
LiLy リアル
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mama girl












『母親になったら女は変わる』。

世の中でそう言われすぎているから、
『ぜってーかわんねーし』
ってちょっとムキになるくらい思ってた。

でも、
ちょっと興味があった。

子供が生まれたら、
ほんとうに私は変わるの?
なら私は、どう変わるんだろう?

でも『今までの自分』を
見失うほどに変わるのは、
絶対イヤだな。コワイな。

そうよ。

今までの私に『母』という
あたらしい引き出しができる。

それだけのこと。

いい『母ちゃん』のぶぶんと
『エロい女』のぶぶんを
上手に分けて両立するわ。

そんな、
目標を私は自分に掲げていた。

(※『ママ』じゃなくて『母ちゃん』と
 自分を呼ぶことで自分をいろんな意味で
 抑制し、いい母親になりたいって思ってた)


子供の前でも
『今までの自分』
ではダメだから、
これからできるだろう
『母親としての自分』
と器用に、共存、しなくっちゃって。

ーーーで、BabyBoy誕生!

あら。あらま。
あれれれれれ。

もうね、
BabyBoyしか目に入らないの。
頭も、心も、Boyでいっぱい。

Oh Shit!

『エロい女』のぶぶんが、
完全に『母性』に呑みこまれた!!!!!!!


産後1か月。

あぁ、あいつ?あのエロいの?
あいつなら海外に引っ越してったよ。


産後2ヵ月。

あ、あいつね。
たま〜に遊びにくるよ〜。
すぐ帰るけどね〜。

産後3ヶ月。

あ、あのこね、
昨日きてたけどもう帰ったよ?

産後4カ月。

なんかそろそろ
帰国するかもって電話あったよ。


ーーーーという感じw


母性って、本能って、
本当にすごいなぁって
全身で感じたよ。

Its a force Bigger than me.

今までの自分をすっぽりと
覆ってしまうほどの
大きな大きなエネルギーが
わたしの中に生まれて、

それが

生まれたばかりの赤ちゃんを
包みこんではまるごと愛すの。

Its almost like a magic.

ダーリンと出会って
妊娠しても、
Boyが実際に生まれるまで
私は、The『女』だった。

いい意味でも
悪い意味でも。
恋をすると『ド女』に、
なっちゃうからね。

でも、

A Baby boy
came into my life
and I became A Mama girl...

『女』から一気に『母ちゃん』は、
やっぱりムリで、そこまでは飛べなくて、

でも『女』から『ママ』へと突然の変化に
自分でもやっぱり戸惑っていて、
なにかあるごとに、子供みたいに泣いちゃった。

『ママ』になったのに、
『女』から『女の子』へ逆戻りしたような感覚だった。

だから、『ママガール』。
『女』がすっぽり抜けてるのw

でもさ、

神さまってすごいね。
だって、
今までの自分を
呑みこんでしまうほどの
こんなにもおおきな愛が
うまれなきゃ、
24時間体制の育児、できないもんね。

この母性愛のおかげで、

どんなに眠くても
どんなに疲れても

子供のお世話をすることで

心がすり減るどころか、
心が満たされてゆくんだもん。

それってふしぎ。

Its just so, so beautiful.


ーーーそして、






Baby Boy 
3ヶ月〜4カ月。

新生児の時と比べたら
ものすごーく
寝てくれるようになったので
私たちもとってもラクになりました。


ヘア&ネイルにC-Love
 マツエクつけにEye Magicへ。

おひさしぶりすぎて、泣けました。

ラインストーン、見えるかな?


右手の薬指のMは、息子。
左手の薬指のMは、夫。


Mama Girl、しあわせです。







最近やっと

「女」も戻ってきたかな。






Darling Boy、喜んでます。(笑)。












★☆ P.S ★☆


仕事も、
全体の量をペースダウンして、
Boyが寝ているあいだにやっています。


☆ 毎週月曜更新 連載小説『こぼれそうな唇』
☆ 毎週金曜更新 恋愛エッセイ『おとこのつうしんぼ』
☆ 月1更新 マタニティエッセイ『Baby Talk with LiLy』(モバイルonly有料)
☆ 毎月7日発売 雑誌『GLAMOROUS』にて音楽エッセイ連載中

★ 夏〜秋には、短編小説集『Crazy Baby』幻冬舎より発売予定。

☆★☆★ Twitterもチェックしてね→ ココ ★☆★☆ 










たまにこんな
スタイルでも書くので、


Baby Boyも、読んでます。(笑)。









| 10:46 | comments(49) | - | Posted by : LiLy

母へ






キャリアの足場を
かためてから
子供を産みたい。

夢に
焦ることなく、
たのしく
育児がしたい。

ずっとそう思ってきた。

お母さんになる、
という最大の夢がかなう
『その時』を心待ちにしながら、
とにかく『今は仕事』とがんばってきた。

そして、ついに、
キャリアの足場がかたまりはじめ、
『その時』がやってきた。

可愛い赤ちゃんが、
やってきてくれた!

やった!!!!

と思っていたら、
ひとつ、誤算が……。

キャリアは、
足場がかたまってきた
ここからが、最高におもしろいのだ。

今まではどんなに自分から企画を立てても
相手にしてもらえなかったような媒体から、
次々と大きな仕事のオファーがかかる。

嬉しい!
やりたい!

そして次のレベルへと
自分のキャリアをもっていきたい!


しかし、子育て。


ここにもまた誤算があった……。

思っていたよりも大変だった、
ということももちろんだけど、
それ以上に
想像していた何百倍も、何千倍も、
息子が、あぁ、あぁ、愛しすぎる!

区役所で、保育園の説明を聞いているだけで
「ダメ、まだこんなに小さいのに……」と
涙してしまうほど、
息子を自分の手から離せなくなってしまった。

(その辛さが分かるからこそ、
そうして働くママたち、働かざるを得ない環境にいる
ママたちの選択は本当にリスペクトします)


あぁ、働きざかりと子育てざかりが
ピッタリビックリ重なった!!!!!


その事実には
ちょっと唖然としたけれど、

私の場合は在宅でできる仕事だし、
子育てと仕事、両方できるかぎり
ベストを尽くして頑張ってみよう!

ーーそう思って
やってみたら、
これまた意外。

ちょっとビックリするくらい大変だったけど
ちょっと笑っちゃうくらい楽しかった!!!

アドレナリンがでまくっていたから、
ヘトヘトに疲れていてもドコマデモ頑張れた。

子育てと仕事を両立するにはこれくらい
やんなきゃいけないんだろうなって思っていたし、

どこまでが「頑張り」で、
どこからが「無理している」になるのか
その境界線が分からなかった。

ただただ、
あ〜〜〜疲れた。でも、充実してるぜ、最高♪
ってな気分だった……。

























そんな日々が約2ヵ月。


息子と2ヵ月違いで
同じ病院で男の子を出産した
Velnicaのかなちゃんから電話がかかってきた。

「ねぇ!リリ〜ちゃ〜ん!!
 お母さんにきてもらっていた1か月が終わって、
 仕事復帰ってなったら、子育てと仕事の両立、
 めっちゃくちゃ大変だってことに気づいたよ!
 ほんと凄いね、リリ〜ちゃん!! 
 両立、よくできるね! ほんと尊敬する!!!!!」

「あ、かなちゃん? 私、今、入院してる……」

「っ!!!!!!!」

「ア、アハハ……(乾笑)」


連載とは他に舞い込んできた
大きな仕事の打ち合わせの後、
風邪かな? と思って
いそいでベッドにもぐりこんだ。

翌日には熱が40度近くまであがり、
数日たっても熱は下がらず、
頭が割れるように痛い。

二度目の救急外来で
髄膜炎と診断され、
そのまま、まさかの入院。

大きな仕事も
泣く泣くキャンセルし、
連載も休止。

たくさんの方に
迷惑をかけてしまった。

(関係者のみなさま、
 本当に申し訳ありませんでした。
 連載を楽しみにしてくださっていた
 読者の方々も、ごめんなさい!!)

痛み止めが切れた瞬間に
口もきけなくなるほどの高熱と頭痛。

一日に14種類もの点滴をして、
脊髄に注射、血液検査、
MRIにCTに……という入院生活の中で、

なによりも、
なによりも辛かったのは、

息子と
離れ離れになってしまったこと。

心が、ちぎれそうだった。

自分の体の一部をどこかに
置いてきてしまったかのような
違和感がずっとあって、
心がずっとザワザワしていて、
一日中涙がとまらなかった。

情けなくて、
悔しくて、
悲しかった。

毎日毎日抱っこして
べったりとくっついて
育児って大変だけど
本当に幸せだなぁって
思っていた過去の私は、

まさか
息子の3ヶ月記念日に、
一緒にいられなくなるなんて、
想像すらしていなかった。

その夜は、
声をだすのも我慢できないくらい
病院のベッドの上ですすり泣いた。

お医者さんは、
髄膜炎は防ぐこともできない病気だから、
直接のキッカケというものはないですよ
と言ってくださったけれど、

でも、

産後、免疫が低下している
体を、もっと大事にするべきだった。









お医者さん、看護師さん、
薬剤師さん……。
たくさんの方々のおかげで、
私は病気から回復することができた。

退院が決まった時は、
飛び上がるくらい嬉しかった。

そして、

10日ぶりに会った息子。

私がいないあいだに
家族の愛情をたっぷりとうけて
またひとまわり大きくなっていた。

あぁ、背が伸びたね。
あぁ、お鼻ひっかいちゃったね。
あぁ、まつ毛がのびたね。




抱っこした時の彼の重みと、ほっぺたの柔らかさ。
お義母様が洗濯してくれた、彼のお洋服のいい香り。


一生わすれない。


息子へと泣けるほどの愛情と、
家族のきずなとあたたかさ。

息子の世話をしてくれた
「お母さん」たちの
(お義母さま、夫のお姉さま、母)
強さと優しさ、そして、たのもしさ。

私も彼女たちと同じ
「お母さん」になったのだ。

自分の健康に、
きちんと責任を持たなくてはいけない。








入院最後の夜、
夫に手紙を書いた。

仕事と子育て。

その両立に
大変さを感じているのは
彼だって同じ。

そして、
私がいないあいだ、
誰よりも頑張ってくれたのは彼だった。

ヘトヘトに疲れているのに、
「ミズキに会いたい」と
目を真っ赤にしている
私がさびしいだろうと、

毎日面会にきてくれた。

ほんとうに、ありがとう。
心から、感謝しているよ。












桜から緑へ。



入院していたあいだに、
季節がうつりかわっていた。


それをみて、改めて思った。
私の人生もうつりかわったのだ。

今までと同じ、は通用しない。
分かっていたつもりだったけれど、
今回、本当に思い知らされた。












自分のことだけ
考えていればよかった
私の青春は、終わったのだ。



今までの私から母へ。



その、

思っていた以上の大変さの中で、
子育てと仕事のバランスを手探りしながら、
頑張りすぎずに、頑張ってゆこう。



そして、


















この、

想像を絶する
幸福感を日々、

かみしめてゆこう。






| 08:11 | comments(84) | - | Posted by : LiLy