2009.11.26 Thursday
28 and sky
28、
になりました。
今、
私のデスクの前には、
新刊『空とシュウ』。
表紙の写真は、
カメラマン米原康正氏のチェキ作品。
みた瞬間に「これだ!」とピンときて
即効ラブコールしちゃいました。
使っている紙は、
学校の校舎、非常階段の
コンクリートをイメージした
ザラザラとした質感のもの。
表紙をひらくと、
空をイメージした
淡い青のトレースペーパー。
そして、
血をイメージした、
赤いリボン(しおり)。
物語のテーマカラーは、
校舎の灰色、空の淡い青、そして血の赤。
女と血、は深い関係があるとおもう。
初潮、初体験、出産、すべてに血が伴うし。
私はいつも長編小説を書くときに
テーマソングを決める。
1年でも、2年でも、
ずっとその曲を聴きながら、
ラストシーンまで物語を進めてゆく。
『空とシュウ』のそれは、
物語の中にもでてくる東京事変の『落日』。
「確かなのは、
さっきまでの君のぬくもり」
あぁ、何度聴いても切なくなる。
「LOVE」だなんて一言では表せない、何か。
男と女のあいだにある、何か。
お互いを求め合ってしまう、衝動の裏にある何か。
小説を読んで、その何かを考え、
一緒に感じて頂けたら嬉しいです。
★『空とシュウ』AMAZON★
レビューをすでに書いてくださった方、
どうもありがとうございました!
作品をだして、読者の方から
感想を頂くのが何よりものたのしみ!
どう思ったか、是非教えてください。
ちなみに母は、
心がすっかり初孫を迎えるモードになっていて、
「性描写がエロすぎて読み進められなかった」らしいです。(爆)。
28になった夜、
夫がディナーにつれていってくれた。
テーブルからは、東京の夜景。
スーツ姿の夫にクラクラしながら、
フォアグラのムースにメロメロになった。
彼が、私を喜ばせようとしてくれた
すべてのことが嬉しくってたまらなかった。
身の丈に合わぬ幸せは、
いずれは指の先から滑り落ちてしまうように思う。
だから、私も彼に、
最大限の思いやりと愛情をもって、
毎日接していきたいなって思った。
好きな人が喜ぶのをみるのは嬉しい。
だから優しくしたい。喜ばせたい。
LOVEって時には、
複雑に絡み合うグチャグチャな感情でもあるのに、
時には、とても、とても、嘘みたいにシンプルだ。
秋にピクニックをしていた公園は、
今は一面が、イルミネーションでキラキラ。
お誕生日のメールやお手紙、
お花にプレゼント、、、
本当にありがとうございました!
こうしてブログや作品を通じて、
出会えたすべての方々は、私のたからもの。
I THANK YOU WITH LOTS OF LOVE.
XOXO LiLy