LiLy プロフィール
コラムニスト/作家
1981年11月21日生まれ
神奈川県出身
上智大学外国語学部卒
2004年 J-WAVE
ナビゲーターオーディション優勝
LiLy リアル
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女優










             *

小さい頃から長いこと、
私の夢は、女優だった。

だってそりゃ、
女優こそ、女の、
花形職業だもの、当然よ。


それに
スクリーンの中で
イイ男と恋愛して
キスしまくれるなんて最高、
と小学生LiLyが思わないわけ
なかったわけで。

で、

時は流れて大人になって
私は女優ではなく作家になって
イイ男と恋して愛し合ったら
子供ができて母親になって

あらビックリ。

私の日々は、なんだか女優。


              *

baby boy は最近、
ハッキリ「私」を認識し始めた。

たとえばゲストに抱っこされて
ギャーギャー泣いてる時なんて、
涙目で私を見つめながら私の方に手を伸ばし、
私が抱っこすると、
ウソみたいにピタリと泣きやんじゃうの。

あの日も、私は、

そんな愛しすぎるboyを抱っこして
頬がニヤニヤやけちゃうくらい愛おしい
彼のむちむちホッペに、
チュッチュしながら至福のママタイムを
満喫していたんだ、

け、ど、そこから
4,5時間が経過して、

腕も腰も痛くなってきて、
乱れた髪は顔にバサバサ落ちてきた。
(両手ふさがりなので髪、かきあげられない!)

その時、思っちゃったよ。

ダリンも友達も
みんな仕事をしている
平日の午後。

あ、あ、あたし、
ひたすら歌うたいながら
家の中歩きまくって、
な、な、なにやってんだ……
し、し、し、仕事がしてぇ!!! 

男も女も育児も仕事も対等にって
やっぱそんなん理想論じゃん。
全然むりじゃん。アンフェアすぎる、と。

で、なんか気持ちがモヤモヤしちゃって
めったにつけないTVをつけてみたら、
卒業ソングランキングをやっていて、
レミオロメンの「3月9日」が流れてた。

一瞬にして、
気分がガラッと変わったのが分かった。

部屋の中でbabyboyを抱っこしている自分が、
突然、月9ドラマの中のママ役の女優に思えてきた。

(J-POPというジャンルは
日常を月9ドラマ化させるパワーが凄い!)

だって、
一瞬にして、私の心は、

「なんてステキな人生の中に
 立っているんだろう、今(ポッ)」状態。w

髪の毛、顔にかかったままなのに、
気分は、北川かわいこちゃんよ!w 

いつのまにかbabyboyは私の腕の中で
すやすや眠っていたんだけど、
またとっても幸せな気持ちに戻った私は
彼をまだまだ抱きしめていたくって、
「3月9日」口ずさみながら
部屋の中を歩きまくったわ。w

そうこうしていたら、
徹夜明けだったダリンが
babyboy用のおむつの入ったドンキ袋と
わたし用のサンドイッチ入ったコンビニ袋をさげて
仮眠をとりに帰ってきた。

彼は即効私にキスして、
それからbaby boyを抱っこして、
大人のベッドでふたりで寝はじめた。

手を、つなぎながら。

徹夜仕事と育児で睡眠不足のダリンは
すぐにグーグー眠りに落ちたんだけど、
寝ていたbabyboyはしばらくすると、
目をパチッとあけちゃった。

泣くかな?と思ってみていると、
ダリンと手をつないだまま、
寝ているダリンをずっとご機嫌で見つめてた。

私は、そんなふたりから、目がはなせなかった。

いったいなんなの、この素晴らしすぎる光景は。
この画にかいたような、しあわせすぎる午後は。

こんな空気が、この世界の中に、存在していたなんて。

youtubeから流れる「3月9日」。
わたしたち家族の、2010年3月10日の午後の記録。


               *


「ねぇねぇ、わたしのミジュミジュくん♪
 きをつけてね。とっても可愛いから、
 君、きをつけるんだよ。 
 だって、だって、
 そのホッペ、キスされちゃうかもしれないよ?

  チュッ!!! 
 
 あーー!ほらー!ママにされちゃったっ!!!」

そんなんやって
キャッキャキャッキャと遊んだ後で、

夜の公園で男に別れをつげたあとで、
駅までひとりで歩く、女のシーン。

スイッチは切り替わり、
自分でも驚くくらい
主人公の心情に入りこめて、
〆切前に連載小説の原稿が書けた。

作家は女優。

そのことに初めて気づいた、
2年前のある日のブログ記事
読み返してみて、改めて気づいた。

ほんとうにほんとうにほんとうに、
私は赤ちゃんが欲しかったってこと。

今の私のキャリアがあるのは、
過去の私の頑張りのおかげだってこと。

受け止めたよ。ありがとね。

今も私は、あの頃のあなたが走っていた道の
すこし先を、同じ気持ちで走っているよ。

書きたい衝動に突き動かされ、
書ける喜びに
胸がいっぱいになった瞬間があって、

新たに書き始めた、
短編小説『Birth』。

2010年3月21日、嵐明けの午前中。

育休もおちおちとっていられないほどに、
書くことを愛してしまっている、LiLyの記録。

                *

「女優がよく、
 言うじゃない? 
 離婚した理由として、


 『家庭に男は二人もいらなかった』


 その意味、今初めて、すっごいよく分かる…」

「うん。そうだね…」

 皿洗いのタイミングについて、の話し合いが
 こじれにこじれてひねくりかえりこんがらがってw
 8時間にも及んだ夫婦喧嘩エピローグの、夫婦の会話。

そして、

 「きっと私の女の部分と男の部分、それが今こうなっていて…(省略)」
 「そう、そうだと思うよ。で、俺の中の女の部分と…(省略)」

お互いの中にある男性的な部分、女性的な部分、
そしてそのバランス、相性について冷静に分析する、
喧嘩のあとの夫婦会話。w


こんなに合う人いない、と改めて思った瞬間。
私たち夫婦の、2010年3月22日、朝方の記録。


                 *

それから8時間後、
空は快晴。
桜開花のニュース。

babyboyのお散歩デビュー。
初めての三人家族デート。

baby抱っこしてるから、
わたしたち、もう、
恋人同士にはみえないね。

周りからみても
わたしたち、
夫婦なんだね。


くすぐったい視線。

泣きまくったあとの
目に、ジンときた。

「ねぇ、昨日、地獄だったよね」
「ほんとに。なのに、今日、天国だね」
「うん、ほんとに」
「あいしてるよ」
「あいしてる」




「今日もミズキ、かわいいね」




私たち三人家族の、最初の一歩。
2010年3月22日の記録。 

                 *

「他人を演じる
女優になりたいなんて信じられない。
自分として自分の人生をいきるだけで
精一杯じゃない。私はライターになりたい」

「何言ってるのよ。
時に他人を演じることで、
より深く人生を謳歌できるのよ、女優って。」

フロリダで過ごした高校時代、
17歳だったジェシカと私の会話。

今ハリウッドで女優になったジェシカと
今トウキョウで作家になった私はきっと、

当時から同じようなものを目指していて、
今も、同じような生き方をしているんだと思う。

自分の人生を生きる。
それだけで女は、だれもが女優。


アンフェアだよ、女として、生きるって。
でもその分の見返りは、ハンパじゃない。



今日はbabyboyの2ヵ月birthday。
そして、
アンナのbabyboyが、生まれた日。

2010年3月26日。わたしの記録。



                 *








3月がおわって4月がくるね。
卒業、入学、おめでとう!

みんなの新生活、

陰ながらだけど心から、
応援してるっ!!!!!

私もね、がんばるよ。








MAMA GIRL


1年生。


がんばってくよ! 






| 22:34 | comments(73) | - | Posted by : LiLy

スミマセンデシタ!









すみませんでした!
育児、ナメてました!!

(号泣!!)


           (『ママはテンパリスト』風)


いやぁ、里帰り中は、
母に本当にお世話になっていたので、

「たのしい、カワイイ、可愛い、かわいい、楽しい♪」

ばかりであまり気づいていませんでしたが、
こっちに帰ってきてから、

いや〜、なかなか、大変ね、子育って!(←今更だけど、本当に)
世のお母さんたち、改めて心から、大尊敬です!!!


BABY手元に置きながら、仕事復帰!という難題に
勝手に挑戦しているので、ペースを掴むまで
泣いた、泣いた、あー、泣きました。

もちろん今もまだ奮闘中!
これからも、もがきながら
やっていくんだと思います。

でもね、

夜中に、
オンギャーBOYを
ひたすら抱っこして
歌下手なのに
自作の子もり歌をうたって、
よしよしよしよし
繰り返していると、

わたしまでエーンて
泣きたくなることもあるけれど、

お母さんたち
みんな
こうして
髪の毛振り乱して、
赤ちゃん育ててきたんだなって
思うと、

疲れの涙が感動の涙に
いつのまにか変わっていたりするよ。


働くママも専業ママも、
どんなにステキで優雅にみえるママだって、

家の中ではみんなきっと、
自分ボロボロになりながら、
赤ちゃんに愛を、
プレゼントしているんだよ。


母ちゃんは、それでいいんだよ。


BABY BOY誕生から1か月半でもう
本3冊分くらいの、いろんな想いや気持ちが
頭の中、胸の中を、ぐるぐると駆け巡っています。

一瞬でも耳に入ってしまうだけで
ずっとずっと頭に残って、
何日もずっと、
うなされてしまいそうになる
幼児虐待のニュースについても。

育児中、
ママの精神状態が、子供にとってどんなに大切か。
世の中の、お母さんたちへのプレッシャー。

「いいお母さん」プレッシャーに加えて最近は、
「ママでもセクシー、ママでもオシャレ」
 プレッシャーも新たに加わっているような気がする。

(お母さんがオシャレすると叩かれるってのも
 これまたナンセンスなんだけどね!)

そして、
悩みを誰にも相談できない、今の現状。

すこしでも負の感情を表にだせば、叩かれる、
そんな世の中は、ちょっとおかしい。

(特に、ネットなどを観ていても、妊娠や育児に関しての
『おまえは最低の母親だ』バッシングはすさまじい)

叩いている方は、自分の正義感をむき出しにして
自分のいい人っぷりに酔うことができるかもしれないけれど、
それじゃお母さんたちをより追い詰めて、
何の問題も解決しないどころか、
虐待へと発展させてしまう可能性だって大いにある。


問題は山積みで、
私にできることは少ないかもしれない。

でも、私にできること。

キレイな「愛」の部分だけじゃなく、
生活の、心の、裏側にあるリアルな感情も、
しっかりと書いていこうと思う。

完璧な人間がいないように
完璧な親だっていないんだから。

あー、ダメだ、
重たいテーマについてきちんと書くには
今、時間がないのに、つい、熱くなっちゃうよ。


上の写真は、
先週MIKAちゃんが届けてくれた
小学館に届いていた読者の方からの
お手紙とプレゼント。

BABY & WORK のバランスつかめず
疲れて果てていた夜、読んだので、
嬉しくって嬉しくって泣いちゃったよ。

写真にうつっているのは先週分で、
その中にないお手紙もきちんと
すべて受け取っています。

メールもメッセージも、
ぜんぶぜんぶ届いています。

本当にありがとう。





読者ガールから頂いた、
ベビー服。

三日月とワンちゃん!!!


 ↑私のブログやエッセイを
読み込んでいてくれる
読者の方なら分かるよね♪ 
文章を通じて出会えた方たちと
いろんな想いを
心の深いところで
共有できていること、
本当に心強く思っています。ありがとう




さて。
一か月半お休みを頂いていた
連載小説「こぼれそうな唇」
今日から連載再開です。

あら。
寝ていたBABY BOY、
「ふにゃふにゃ」言ってるので、
ぜんぜんまとまりのないBLOG記事になっちゃったけど、
この辺で。














DARLING BOYと一緒に
BABY BOYをお風呂に入れた後。


ボサボサ髪の毛、
数日洗ってないし
体重まだ戻らずの
スッピン顔まるいし、



全然キマってないけど、
すっごく気に入っている1枚です。












| 12:54 | comments(71) | - | Posted by : LiLy