2006.08.24 Thursday
あれがない これもない
まだ水着も浴衣もきてないけど
容赦なく夏、終わってゆくぜ。
チッ。
今年の夏、私が思い出をたっくさん詰め込んでるアルバム。
それは、アジカン。
『ファンクラブ』と『ソルファ』。
もうすぐ朝の9時だし、
そろそろ寝ればいいのに、
なんだか目がさえちゃって、
さっきからPCの前でひとり、
アジカン歌ってる。
いい音楽は売れなくて、
ポップな変な音楽ばかりが売れる
ってアンダーグランドでは良く言うけれど、
本当にいい音楽は売れている。
と思う。
もちろんすばらしい音楽でも
売れないものは沢山あるけれど、
売れる=良い とは限らないけれど、
売れてるけど変な音楽も沢山あるけれど、
だけど、売れている音楽には売れる理由があると思う。
プロモーションとかの問題以外の、音そのもののところにも。
だから、メジャーなものを一括にして切り捨てるのは
良くないよ、と思う。
みんなが欲しい!と願っているアートを提供できる人こそ、
プロフェショナルなアーティストだと思うしね。
プロが付くことは良いことかどうかは置いておいてもね。
ま、そういう話こそ置いておいて、、、
曲のリリック、すごく素敵。
アジカン、音もメロディも声もいいけど、詩、ヤバイ。
『海岸通り』
Lylic By Masahiro Gotoh
夕日で朱に染まる 寄せては返す記憶
今日というつかぬ間の永遠だけ此処に刻む
丘から見下ろせば 青い海 春が霞む
桜の並木では花びらと君が笑う
あれがない これもない
どんな希望も叶えたい 欲張り
そんな僕らの足りないものだけを そっと包むように
夕凪の最後には 優しく揺らぐ風
海岸通りに 春が舞う
すれ違うこともはみ出すことも
恐れていないよ
どこにいてもただ願ってる
あれがない これもない
どんな希望も叶えたい 欲張り
そんな僕らの足りないものだけを そっと包むように
夕凪の最後には 優しく揺らぐ風
海岸通りに 春が舞う
もぉ!
痺れるってば!
もっと爆音で聴きたいから、
今からヘッドフォンして家の周り走ってくる!
FUJIROCKでは緊張してたみたいだった後藤さん、
貴方の書く詩は、もう、ほんとうに、私を溶かす。
貴方の詩に、なんだか、とっても、救われる。
いい音楽を、ありがとう。