LiLy プロフィール
コラムニスト/作家
1981年11月21日生まれ
神奈川県出身
上智大学外国語学部卒
2004年 J-WAVE
ナビゲーターオーディション優勝
LiLy リアル
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〜キャリアvs.結婚願望〜新刊『こぼれそうな唇』本日発売〜







 <彩> 



人気スタイリストの
アシスタント。


絶対に手に入れたい
この『夢』さえなけりゃ、
こんな辛い思いを、
しなくて済んだのに。

何度そう思っても、
あきらめることなんてできない。

そう。
手に入るまで、
がむしゃらに。

でも、
がんばれば
がんばるほどに
どうして、
男に愛されにくい女に
なってゆくのだろう。

しあわせになるために
がんばっているはずなのに
走っているあいだに
しあわせが、
どんどん私から、
遠ざかってゆくような気がする。

え。

『夢』は、
『お嫁さんになること』?

ふざけんな。

その、存在だけで
『男』を立てることができる
あなたが心底、ムカつくわ。


 <エミリ> 


短大1年。


『キャリア』がある、
”今時のカッコいい女”な
あなたに、
わたしのなにが
分かるっていうの。

愛する男の人に
愛されて、
家庭をつくりたい。

それを望むことの
なにがいけないの?

すべてを望む
欲深いあなたにとっては
『夢』と呼ぶにも値しない
小さなことを、
心の底から求めている
わたしを、笑えばいいわ。

あなたには、
情熱をそそぐ
仕事があるなら、
それでいいじゃない。

わたしには、
この恋が、
わたしの情熱の
すべてなの。

手に入れるためには
手段なんて、選ばない。







 <考太> 





ふたりの
女のあいだで、
揺れる男。



ーー一3人の視点から綴る、ひとつの恋。


章ごとに、主人公が入れ替わり、物語がすすんでゆく。
ーーそのとき、
  エミリは、彩は、考太は、なにを思っていたのか。


本音が
こぼれてしまいそうで、
唇を噛み締めるたびに、
すれ違う、3人の思い。
こじれゆく、恋愛関係。


しあわせになりたい、と願うキモチは同じなのに。




でも、

しあわせになりたい、と強く、思えば思うほど、もがき苦しんでしまう。

あぁ、

 わたしが求めている『しあわせ』のカタチってなんだろう? 














最新小説


『こぼれそうな唇』 

  本日発売 





※ 書店によって入荷日が異なりますが、
 20日前後、週末には本屋さんに並びます♪


今回書き下ろした彩の最終章も、
たっぷり24ページ、入っています。

(連載中から読んでくれていた方、
 本当にお待たせしました!!!!!)


★ Amazonはこちら




















PS


11/21(日)

SHIBUYA TSUTAYAにて
初めてのサイン会。

もしガラガラだったらどうしよう。
それ、ミジメな29歳の幕開けだわと
ソワソワソワソワしていたのですが、
どうもありがとう。。。。涙。

受付開始からお問い合わせが殺到し、
急遽、先着100名から150名に変更!

(今日の時点であと
残り10枚くらいとか!!
感激です。。。ありがとう
詳しくはコチラまで


お会いできること、
ものすごく楽しみにしています。


そう、
この写真の中で、
私のベイビーたちが
私がずっと愛してきた
山田詠美さんと江國香織さんの
作品たちと並んでいるのをみて、

嘘みたいで、
夢みたいで、

思わず、
1冊目の本を出す直前に書いたブログ記事を読み返した。

自分の書いた物語が本となり、
本屋さんに並ぶことを夢みてた。

当時の、吐きそうなくらいの緊張感。

あの時感じた、
自分自身が、
自分の期待に、
こたえられるかどうか
のプレッシャー。


あれから4年。


11冊目となるこの作品をリリースする今、
この胸にあるのは、あの頃とは違う種類の緊張感。


読者の期待を、
超えられるかどうか。



ちょっと
怖くて
すごく
たのしみ。




届きますように。




祈るようなきもちで、
今夜は、眠ります。




届きますように。




         xoxo LiLy

        11.18.2010
| 01:03 | comments(416) | - | Posted by : LiLy

★情報解禁なう★ 作詞家デビューまでの道のり ★Sowelu「こぼれそうな唇feat.Mummy-D」★★


☆★★★★☆ 新刊小説『こぼれそうな唇』11/18(木)発売★☆★☆★AMAZONでのご予約コチラ☆★★
★★ SHIBUYA TSUTAYA 新刊サイン会 11/21(日)13時〜 詳しくはコチラ★★★★☆★★★





「私の好きなもの。文章と音楽。
 いつか、作詞をやれたらいいなって思っています。
 コンペでも、どんな小さなチャンスでもいいので、
 なにかあればぜひ、声をかけてください!!!」

音楽業界の関係者に知り合う機会が
あるたびに、私はそう言っていた。

あれは、もう10年以上前のこと。

「う〜ん、そうだね。なにか、あればね」。

みんなそう言ってくれたけれど、
本当に連絡がくることはなかった。
実際に企画書かいて持ち込んだこともあったけれど。





そりゃ、そうだよね。そりゃ、そんなに、甘くない。

やる気ありそう。
それだけで、ライターやラジオDJを
かじっている程度の無名の女子大生に
コンペをふってくれる、わけがない。

”でも、いつか、、、”

「おとこのつうしんぼ」で書籍デビューして、
MCやラジオの仕事をいっさい辞め、
作家として認めてもらうような作品がつくれるよう
執筆オンリーに専念しながらも、

「作詞はいつか、絶対に、やりたい」

改めて強く、そう思っていた。


文章のみでこの気持ちをどう表現しよう、と
考え込む、そのたびに、
「メロディー」の威力を思い知らされたから。


『切ない』。

この四文字がメロディに乗ると、
”言葉にならない部分の想い”が表現されるんだもの。
言葉を超えて、その歌声とメロディだけで、

言葉の意味が分からないヒトにさえ、
言葉にならない”ナニカ”を届けることが、できる。


MUSIC IS UNIVERSAL.

もう、ほんとうに。
音楽の持つそのパワーに魅了されない
ヒトなんて、いないんじゃないかな。

でも、自分の作品づくりに励む中で
作詞家としての道をつくるところにまで
なかなか手がまわらなかった。

だから、いつか、いつか。

そんな風に思っているあいだに
「こぼれそうな唇」連載中に、
結婚して、妊娠。

子供がうまれたら、
新しいフィールドに挑戦する
余裕なんて、でてくるのかな。
自分の作品をつくり続ける時間さえ
ちゃんと、確保できるのかな。

そんな不安もあったけど、
あぁ、人生って、ふしぎ。

去年の1月19日。
息子の出産予定日当日に、
一本の電話がかかってきた。

「<某アーティスト>の作詞を、お願いしたいのですが」

「っ!!!!!!
 もし、まだ生まれていなかったら
 明日、打ち合わせに伺います!!!!!」

boyがノンビリしてくれていたおかげで、
打ち合わせが実現。音源をもらい、
即効、書いた。

「う〜ん、ちょっとイメージと違うかな」

boyが生まれて実家にかえってから
もう二本書いた。

でも、結局その歌詞が使われることはなかった。
あー、やっぱり、そりゃ、そんなに甘くないよね。

ガッカリはしたけど、まったく落ち込みはしなかった。
ここまでくるまでに、そういうことには慣れていたし、
それがビジネスというものだから。

次に、つながればいいなって、そう思った。
もっと勉強しなきゃって、今までとはまた違う角度から
今まで愛してきた曲たちを改めて、聴きなおしていた。

そして、8月。
同じ<某アーティスト>の作詞をまた依頼され、
今度は、採用が決まりました!!!!!!!!

キャー!

12月にでる、彼女のアルバムの中に一曲、入ります。
彼女が誰なのか、また、今度、発表するね。
このブログの中にもこれまでに名前がでてきてる、
私が大好きなアーティストです。きっと、みんなも絶対、大好きよ。

できあがってきた曲をヘビーローテしながら、
あぁ、この曲が私の作詞デビュー曲になるのかぁって感動していた。

そこにまた突然、一本の電話。
今度はまた別のレーベルから。

「作詞をしていただけませんか?
 一曲、というよりも、
 アルバム全般、LiLyさんに書いていただきたい」と。


感激を通りこえて、
ビックリした。

ほんとうに、ふしぎ。

今までずっと待っていた電話が、
今年になって急に二本も、
まったく別のところから私に、
入ってきたのだから。

しかも、
アーティストはSowelu。


アルバムの発売日は、
こちらの方が1週間先だった。

私の作詞デビュー曲、こちらに、なりました。










Sowelu

リズムゾーン移籍第一弾アルバム

『LOVE & I
~恋愛遍歴~』(12/1発売)


『こぼれそうな唇 feat. Mummy-D














そう、この曲、
あと15日で発売になる
新刊小説「こぼれそうな唇」の主題歌です。

どうして本に、主題歌がつくの? 
それは、本とは別に、
この作品、i-Phone, i-Pad用のアプリとして、
発売日11/18に同時リリースされるのです。

そこに、主題歌としてこの曲が、入ります。

この新しいコラボも、とても運命的なタイミングで実現したの。
小学館からこの小説を本とアプリ、両方でリリースすることが決まり、
アプリの特典として、ナニカ入れたいねって、担当者と話していたところ
今回のSoweluの作詞依頼があり、アルバムテーマは「恋愛」。

「一曲、私の小説のワンシーンと題材に、書かせてはもらえませんか。
 もちろん、Soweluが小説を気に入ってくれれば、だけど、
 もしアプリの主題歌として、コラボできれば最高だなって勝手に思っていて」

結果は、
Sowelu、リズムゾーン、
小学館ともに「是非!」とのことで、即決。
こうして実現したわけでございます。(涙目)。


明日4日、レコ直でフルウタ音源、配信スタートだとか。
詳しいアルバムの情報は、コチラまで。

AMAZONでのご予約はコチラまで。


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やばいです。

「こぼれそうな唇」は二曲目。(一曲目はSoweluが作詞、三曲目は私が担当。)

車の中での、考太とエミリのラブシーン。
小説、連載中から読んでくれていた方は、わかるよね。


曲中にはいる、ライムスターのMummy-Dさんのラップ、鳥肌モンです。
(はい。みなさんとおなじように惚れています。大ファンです)。


また、Soweluについて、アルバムについて、詳しく書くけれど、
やっと<情報解禁>が許された今夜はとりいそぎ、
私のニュープロジェクト<作詞家デビュー>発表されて、いただきました。


って、とりいそぎ、
のつもりが熱い想いがこぼれて
非常に長くなってしまったわ。w


明日4日、正午からレコ直にて、全曲フルウタ、ダウンロード開始!!!
もう待てないって方、是非、聴いてみてくださいね。R&B好きにはたまらないと思います。


はぁっ
やっと発表できて、すごくスッキリ。

最後まで読んでくれて、ありがとう。

PS 初のサイン会。たくさんのメール、コメントありがとう!!
  私も、みなさんにお会いできること、ものすごく楽しみにしています。
  まだ整理券あるみたいなので、是非、会いにきてください★
 

PSS  そう。新しい、といえば、Blogの立ち位置も変わってきている。
   記事はBlogにアップして、Twitterで誘導。
   読者の方やフォロワーの方からのご意見/ご感想、
   Twitterでやりとり。とはいえ、Twitterではいただいたコメントを
   すべてRTすることもできないので、
   Blogに残していただくコメントは、みんなでシェアできるという点でも、
   記録に残る、という点でも、とてもうれしいです。
   いつも、ありがとう。もちろんすべて読んでいます。


   Twitterこちらにいます→ http://twitter.com/LiLyLiLyLiLycom
   毎日、育児、仕事、友達との会話、つぶやきまくりなので、要注意。w



                       xoxo LiLy




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| 22:37 | comments(186) | - | Posted by : LiLy

私、小説みたいなマンガ、大好きなの。 この作品は、その匂い、強く意識して描いた。


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どうもー。
どれだけぶりだろう、
連日ブログ投稿なう。
LiLyです。

いやー、出だしからごめんね。
今わたくし、疲れ果てて抜けガラ状態。w

今日はスーパハードでした。
昨日の深夜から書いていたけど終わらなかった
連載中の「おとこのつうしんぼ」原稿〆切。コレ
朝から元気いっぱいの可愛いbabyboyを見つめながら、
脳みそを男と女モードに切り替え、書き書き。

ノリにのったところで、いったん切り上げ、
もちろんスッピン、むしろヒッピーか?って
格好でboyを抱っこして予防接種へ。

で、帰ってきて
なんとか〆切前に入稿し、お散歩へ。

離乳食三回なので、それら合間にこのわたくしが
クッキング。おむつにお風呂、絵本に添い寝。

boyねんね後にインタビューを受けた原稿チェックに
女子高生の恋愛のお悩みにこたえる原稿書いて。

ツイートする暇もなかったわ。
(自動RT専門みたいになってるわ。そり)。

新刊「こぼれそうな唇」のテーマはずばり、

キャリアVS結婚願望。(※くわしくはまた書くね)。

なのだけど、仕事と育児、両方やりたいって
願い続けて十何年。あぁ、私が求めていた日々の
実態って、こういうことなのか!!!!と毎日ビックリ&グッタリ。(笑)

だってこれ、たたかいよ。(真剣)
でも、最高にしあわせな、たたかい。(照)
こんなに充実した日々、生まれて初めて。いや、まじで。(汗)。


あ、だめだ、このテーマ、
熱く、そして長く、なってしまう。

本題へはいります☆

今日は、11/18(木)発売
小説『こぼれそうな唇』の装丁について☆




この小説、小学館のファッションサイトFAnetで
一年半にわたって連載していたものなんだけど、
実は、もっともっと前、私が23、4の頃(5年前か)に
「HONEY girl」というファッション雑誌にて連載していたもの。

当時の題は、「好きっていって終わる恋/好きっていって始まる恋』。
(あー、タイトル、ださい。さすが駆け出し。恥ずかしい。。。。。)

でも途中で、雑誌が休刊してしまったの。
あたらしい雑誌で連載は続けて欲しいっていわれたんだけど、
物語の途中で媒体が変わるのはイヤだったので、断った。
(駆け出しなのに、生意気ね。そり!)

でも、ずっと書きたいと思ってた。
テーマもキャラ設定も、気に入っていたし。
女が通らずにいられないテーマだと思っていたから。

で、一昨年改めて、設定とテーマはそのままに
タイトルもかえて、1からすべて書き直すかたちで
連載を再スタートしたわけなんだけど、
「HONEY girl」連載時に挿絵をかいてくれていた、
イラストレーターのナオミレモンさんに
書籍の装丁はお願いしたいって、ずっと考えていた。

だって、絵から香り立つ空気が、
ものすごく素敵。超タイプ。

連載が終わってからも、
ナオミレモンさんのお仕事はずっとフォローしていた。
みつけちゃったよね。オシャレな漫画雑誌「マリカ」。(既に休刊!悔!)

そこでナオミさんはイラストではなく漫画をかいていて、
その世界観に、改めて、どっぷり惚れた!!

全体的に「黒」が効いていて、それがロマンティックな「甘さ」を引き立てていて。

小説を読んで、その内容に合わせたマンガを描いてもらえたら、素敵なものになる。
マンガでくるまれた小説。新しいんじゃないかな?って。

提案したら担当編集者も、そしてナオミレモンさんも二つ返事でオッケーしてくれた。(感謝!)





夏の暑い、昼下がり。

デザイナー、キョーコちゃんの事務所にて、打ち合わせ。
ナオミレモンさんとは初の顔合わせ。
(イラストの素敵な世界観の中にすんでいそうな素敵Ladyでした♪)

はい。

資料のイラストの山 feat.哺乳ビン。(笑)。

装丁の打ち合わせ。

私、ちょっと異常なくらい大好きなのね。

自分の思うコンセプトを説明して、
それぞれのプロの立場からの新しい意見をもらって、

みんなで話し合って、
紙を選んだり、色を選んだり、

最高に楽しいの。

























でもでも、
抱っこしながら、完全なる仕事モード。
にも無理がでてきてね、
うちのboyとてもbig boyなこともあって
腕がピリピリふるえてきてね。

「みかちゃ〜〜ン!」。

(そ。写真の彼女。
担当編集者けんマネージャーのマイバディ)。

みかちゃんにboyを抱っこしてもらいながら
いろいろ話し合っていたんだけど、
そのあいだもわたしって、ほら、欲張りだから?
boyにも触れていたくって、
ずっと手でナデナデしてたのね。
あー気もちい、boyの肌って。
あいしてる、いいこねって。

そしたらさ、
ちょっとたってからみかちゃんが




「あ。LiLyさん、それ、私です。
 私の腕です。。。。。。。。。。」




だってよ。失礼!笑。

そんな笑いもありつつ、デザイナーのキョーコちゃんが
「モノトーンがすごくカッコいいイラストだから、
刺し色を使うくらいがいいかもね。SIN CITYみたいな感じで」

って、SIN CITYの原作マンガを持ってきた。

「なんで?なんで分かるの??」って私はビックリ。
SIN CITYのモノトーンに唇と血だけレッドなイメージ
私もそう思って前の夜、ネットで画像あつめていたんだよ。

あー、シンクロ。これ、いいサイン。
絶対、この装丁、いいものになるね。

かわいいけどかっこよくて
オトナだけどオンナノコ。

主人公のエミリ、考太、彩。
三人の視点で、順番に綴られる、
マンガでくるまれた、恋愛小説。

私、小説みたいなマンガ、大好きなの。
この作品は、その匂い、強く意識して描いた。

マンガみたいな小説っていうと、
何故かとてもチープにきこえてしまうけど、

そこにあるのは、
小説みたいなマンガと、おんなじ匂い。

分かるかな。

あ、またここも今度
詳しく書くね。

とにかく、


ありそうでなかった。
あたらしい、作品。

なんとも、


「LiLy」っぽい装丁。






















☆★★★★そうして、完成したのが、こちら。
























 たまらない。
 あぁ、たまらないよ。


 まだ刷り上がってきてないんだ。

 早く、この手に、触れたくて、たまらないよ。








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| 23:54 | comments(118) | - | Posted by : LiLy