2008.11.25 Tuesday
読者の方へ
傷つけてしまった読者の方々へ。
コラム読んでくれて、
本買ってくれて、
応援してくれていたのに、
本当にごめんね。
分かりやすい言葉で、説明する義務があるなって
思って今回、書いたけれど、
それは、戻ってきてという意味でも、
自己弁護という意味でもなく、純粋に、ごめんって、思ったから。
最後に、「ごめんね」を受け取ってもらえたら嬉しいです。
応援してくれている読者の方々へ。
これからが勝負です。
歯をくいしばってでも、
響くものを書く、自信があります。
その勇気を、本当に、本当に、
ありがとうございました。
*
23歳の時に書きはじめ、
27歳になった今も連載中の恋愛コラム「おとこのつうしんぼ」。
女の、20代。
自立、恋愛、キャリア、女友達、結婚…。
目まぐるしい、20代。
その中心ともいえるべき恋愛観、結婚観の変化について、
自分の恋愛を中心に周りの女友達の恋愛模様を、
リアルに書き続けていったら面白いと思った。
20代のあいだに、いろんなことがあるんだろうな。
23歳の私は、ワクワクしていた。ドキドキしていた。
恋ってなに?
愛ってなに?
恋愛ってなに?
セックスってなに?
付き合うってなに?
結婚ってなに?
いろんなことを、経験して、
考えて、聞いて、考えて、
その時々の正直な想いを言葉にして書いてきた。
矛盾さえ、恐れずにまっずぐ、書いてきた。
自分を見つめ直すためにも、今まで出版した、
『おとこのつうしんぼ』、
『タバコ片手におとこのはなし』、
『さいごのおとこ』、
『Tokyo Dream』、
4冊を読み返してみたけれど、
私の価値観、特に恋愛観、結婚観の
“根本”の部分は、10代の頃から今も、
何も、変わっていない。本にちゃんと書いてある。
” 私は男に、何より、愛を求める。
温度の高い、100%の、誠実な愛。
金や地位なんて、求めない。
そんなの必死で頑張って、
私が自分で手に入れる。
男からの愛だけは、
自分の頑張りじゃ、手に入らない。
男と愛し合うことで得られる幸せが、
この世の中にある、何よりも欲しい。
大勢にモテるなんて、意味がない。
ひとりだけでいい。永遠の愛が欲しい。
『恋愛=結婚』。私の中ではこれが絶対”。
女の友情に対しての価値観も、昔から根本は全く変わらない。
精神的にはレズなんじゃないかってくらい、
女友達にもどっぷりと依存し、支え合ってきたつもり。
どちらかといえば、
10代から価値観があまり変わらない私の方が
“少数派”になっていったという感じだった。
コメントにもあったけれど、
そういう意味では、今までの本も、
十分に読者を選んでしまう作品だったと言える。
恋愛コラムニスト。
私はこの仕事を天職だと思ってきた。
自分のプラベートを書くことで負っているリスクについては、
分かっているつもりだった。でも実際に直面して初めて、
その巨大さに気がついた。正直、怖くなったよ。
長年の恋人との別れ。
出会ったばかりの男との結婚。
プライベートを書きたくない、と初めて思った。
でも、
ブログには書かず、
もう少し時間をおいて、精神的にも落ち着いてから、
大事な読者に、分かりやすく、かつ、ためになるような
コラムを書くことができるだろうな、とは思っていた。
私にそれができる”強さ”があるのも、分かっていた。
でも、私はどうしても、
そんな風に”器用”な自分が許せなかった。
「どうして彼と別れたの? LiLyちゃんのことを心配しています」
という読者からのメールが殺到する中で、
黙って結婚生活を送るなんて、なんかウソついているみたいで、
私には、耐えられなかった。早く本当のこと伝えなきゃって、
すごくせっかちだけど、そう思っちゃった。
それに、
別れと結婚と女の友情のあいだで、
本当はものすごく心を乱して泣き叫んでいるのに、
その混乱をそのままに伝えずに、何がリアル?と思った。
大半の読者のイメージ以上に
ヒステリックで、子供で、弱くて、
親友たちが驚くくらいの泣き方を
することがある私なのに、
いつもの
“大人のサバサバした女”な私に戻ってから、
冷静にコラムを綴り、イメージを守ることで
読者に愛されようとしてはいけない気がした。
両方私なのに、
リアルを追及する姿勢をとっているはずなのに、
「心の軸の部分」を隠すのはどうなの?って。
だから書いた。
でも、批判コメントを読んで、
「プロなら、そうすべきじゃなかったのかもしれない」とも思った。
傷つけてしまった読者がいたことに関して、私は反省している。
「病的」という表現も、不快にさせてしまったなら、ごめんなさい。
(ただ、「病んでる」については、別。
それは私たちの世代がよく使う言葉であり、
その状態を、人間らしくて美しい、と私は書いた。
そこに差別的な意味はまったく入っていないのは明らかでは? )。
私が一番気を使うべきは、稼いだお金で、おこずかいで、
私の本を買ってくれて、私を慕ってくれていた読者たち。
分かりにくい文章で、ストレートな感情をぶつけてしまって
『傷つけてごめんね』。
ごめんなさい。
だけどね、あれは、
私がリアルなコラムを書き続けるために
どうしても必要な文章だったのです。
感情のままに書いてすぐアップしたというよりも、
決心に近いような気持ちで、私はアップボタンを押した。
離れてしまった読者も多いかもしれないけれど、
今後書いていきたいと思っている作品で
その激しさやグロさで傷つけてしまう前に、
ブログで離れて欲しいと思った。
あの記事のような私の心の軸にある部分は、
今後小説にどんどん出していこうと思っているから。
そして最後に、
これは私がきちんと説明せずに
感情をぶつけてしまったせいでもあるけれど、
誤解されたままでは、私以外の人、
元彼にも家族にも迷惑をかけてしまうので、今書きます。
夫と出会うまえから
元彼と私の関係は致命的な問題を抱えていた。
当然、「なんか違う」だけが別れの理由ではない。
それでも私たちはお互い、一人になるのが怖くて、
結婚しようとしていた。
(私がコラムで使った
“マインドコントロール”とは、そのことに関して)。
出会った翌日に別れを切り出し、
数日間かけて、結婚することも伝え、話し合い、
最後にはお互い納得して、「ありがとう」と別れた。
それでも、
別れに対する罪悪感はとても重く、
きっとずっと、胸に残るだろう。
読者が一番傷ついたように思う
女友達に関しては、
「唐突のことだから、すぐに喜んでなんて無理なのは分かってる。
10年後に、幸せそうな私をみて、おめでとうって言って欲しい」
というスタンスだった。
でも、それでも耳に入ってきた陰口は、私を失望させた。
私が遠くにいくようで寂しいという愛情も分かっている。
だけど、
正直な気持ちを直接私に言えないような友情、
影口叩くような女同士の友情、私は、いらない。
読者に対して、最初からきちんと
こうして説明すべきだったのは分かっていたけど、
あれは私に必要な「わがまま」だった。
分かってくれとは言えないし、言ってないし、今も言わない。
すぐに分かってとっとと祝ってくれなんて、思ってもいない。
私にはこんな部分もある。もし嫌なら、さよならは仕方ない。
でももし、それさえ受け入れてくれたら、嬉しい。
ただ、それだけだった。
ありのまま書いて嫌われる覚悟だったから、
書いたことに後悔はないんだけど、
ただ、傷つけたことに関してだけは
配慮が足りなかったと反省しています。
本当にごめんなさい。
でも、キツク投げつけた記事だったのに、
”誠意のある”メッセージをくれた”読者”の方々には、
その内容が賛否どちらであっても、本当に嬉しかったし、
私が必要としていた勇気をもらいました。
これからもリスクを負って、
『さいごのおとこ』の続編を、書き続けていく勇気。
本当に、本当に、ありがとう。
正直、今回のことでもまだまだ心は動揺しているし、
彼を巻き込む別れの理由については、書けないことばかり。
だから、年末までは連載して、
その後は書き下ろしにして本にしようかとも思っている。
どういう方法で書くのが一番いいのかは、もう少し考えるつもり。
それを書き終えてから、
今後のコラム執筆についてまた考えようと思う。
何が不安? というコメントがあったけれど、
私が不安だったのは、
恋愛コラムニストとしてのキャリアについてです。
夫との絆に、不安は一切ない。
迷いも、一切ない。
ふしぎなくらい、運命を直感しているから。
結婚というものの意味が、初めて分かった。
結婚がこんなにも幸せなものだったなんて、
と毎日驚いているんだ。
お互い以外の誰に誓うこともなく、
二人の人間だけが理解しあえる永遠なんてものが、
この世の中に存在していること、知らなかった。
人生には、
まだ開けてないビックリ箱がたくさんある。
辛いことも楽しいこともぜんぶ含めて。
だから、歩くの、楽しいな、って思う。
この1か月は、20代に入ってから、ううん、
人生で一番、めまぐるしく、激しく、濃厚な時間だった。
本当にいろんなことを、感じ、考え、いろんな答えが見えてきた。
極度の恋愛依存。別れと結婚。女友達。
それを『おとこのつうしんぼ』の続きで
表現できれば、と思っています。
『Tokyo Dream』に書いたように、今まで、
恋愛コラムニストになるために物凄く頑張ってきて、
今、その時の気持ちが試されているんだと思う。
負けそうになったけど、でも、
私は自分に、絶対に、負けない。
小説家としても、
来年はまた新たに2冊、小説がでる予定だし、
これから書きたい小説のアイディアが浮かびすぎて、
今、頭がとても忙しいです。
作家としての自信。
やっと、本当の意味での自信を、
しっかりとこの胸の中に捉えることができたことを、
読者の方々に、一番に、感謝しています。
ほんとうにありがとう。
LiLy
PS
ブログを読んだ母から、
「27歳。本当の意味での成人式ではないでしょうか。
お誕生日、おめでとう。あなたを、誇りに思います」
と誕生日にメールが届いた。それは今まで、
私が母から貰いたくってたまらなかった言葉
だったので、嬉しくて号泣してしまった。
とても器用な大人だからこそ、
時に、子供のような、
まっすぐな正直さを出す勇気を持つことは、
ありのままの自分を、
愛する人に受け入れてもらおうとするための努力であり、
人生にも、恋愛にも、友情にも、
絶対に必要なものだと、
今も私は強く、強く、思っているよ。
PSS.
中学時代の友達、つな、
優しいコメントをありがとう。
コラム読んでくれて、
本買ってくれて、
応援してくれていたのに、
本当にごめんね。
分かりやすい言葉で、説明する義務があるなって
思って今回、書いたけれど、
それは、戻ってきてという意味でも、
自己弁護という意味でもなく、純粋に、ごめんって、思ったから。
最後に、「ごめんね」を受け取ってもらえたら嬉しいです。
応援してくれている読者の方々へ。
これからが勝負です。
歯をくいしばってでも、
響くものを書く、自信があります。
その勇気を、本当に、本当に、
ありがとうございました。
*
23歳の時に書きはじめ、
27歳になった今も連載中の恋愛コラム「おとこのつうしんぼ」。
女の、20代。
自立、恋愛、キャリア、女友達、結婚…。
目まぐるしい、20代。
その中心ともいえるべき恋愛観、結婚観の変化について、
自分の恋愛を中心に周りの女友達の恋愛模様を、
リアルに書き続けていったら面白いと思った。
20代のあいだに、いろんなことがあるんだろうな。
23歳の私は、ワクワクしていた。ドキドキしていた。
恋ってなに?
愛ってなに?
恋愛ってなに?
セックスってなに?
付き合うってなに?
結婚ってなに?
いろんなことを、経験して、
考えて、聞いて、考えて、
その時々の正直な想いを言葉にして書いてきた。
矛盾さえ、恐れずにまっずぐ、書いてきた。
自分を見つめ直すためにも、今まで出版した、
『おとこのつうしんぼ』、
『タバコ片手におとこのはなし』、
『さいごのおとこ』、
『Tokyo Dream』、
4冊を読み返してみたけれど、
私の価値観、特に恋愛観、結婚観の
“根本”の部分は、10代の頃から今も、
何も、変わっていない。本にちゃんと書いてある。
” 私は男に、何より、愛を求める。
温度の高い、100%の、誠実な愛。
金や地位なんて、求めない。
そんなの必死で頑張って、
私が自分で手に入れる。
男からの愛だけは、
自分の頑張りじゃ、手に入らない。
男と愛し合うことで得られる幸せが、
この世の中にある、何よりも欲しい。
大勢にモテるなんて、意味がない。
ひとりだけでいい。永遠の愛が欲しい。
『恋愛=結婚』。私の中ではこれが絶対”。
女の友情に対しての価値観も、昔から根本は全く変わらない。
精神的にはレズなんじゃないかってくらい、
女友達にもどっぷりと依存し、支え合ってきたつもり。
どちらかといえば、
10代から価値観があまり変わらない私の方が
“少数派”になっていったという感じだった。
コメントにもあったけれど、
そういう意味では、今までの本も、
十分に読者を選んでしまう作品だったと言える。
恋愛コラムニスト。
私はこの仕事を天職だと思ってきた。
自分のプラベートを書くことで負っているリスクについては、
分かっているつもりだった。でも実際に直面して初めて、
その巨大さに気がついた。正直、怖くなったよ。
長年の恋人との別れ。
出会ったばかりの男との結婚。
プライベートを書きたくない、と初めて思った。
でも、
ブログには書かず、
もう少し時間をおいて、精神的にも落ち着いてから、
大事な読者に、分かりやすく、かつ、ためになるような
コラムを書くことができるだろうな、とは思っていた。
私にそれができる”強さ”があるのも、分かっていた。
でも、私はどうしても、
そんな風に”器用”な自分が許せなかった。
「どうして彼と別れたの? LiLyちゃんのことを心配しています」
という読者からのメールが殺到する中で、
黙って結婚生活を送るなんて、なんかウソついているみたいで、
私には、耐えられなかった。早く本当のこと伝えなきゃって、
すごくせっかちだけど、そう思っちゃった。
それに、
別れと結婚と女の友情のあいだで、
本当はものすごく心を乱して泣き叫んでいるのに、
その混乱をそのままに伝えずに、何がリアル?と思った。
大半の読者のイメージ以上に
ヒステリックで、子供で、弱くて、
親友たちが驚くくらいの泣き方を
することがある私なのに、
いつもの
“大人のサバサバした女”な私に戻ってから、
冷静にコラムを綴り、イメージを守ることで
読者に愛されようとしてはいけない気がした。
両方私なのに、
リアルを追及する姿勢をとっているはずなのに、
「心の軸の部分」を隠すのはどうなの?って。
だから書いた。
でも、批判コメントを読んで、
「プロなら、そうすべきじゃなかったのかもしれない」とも思った。
傷つけてしまった読者がいたことに関して、私は反省している。
「病的」という表現も、不快にさせてしまったなら、ごめんなさい。
(ただ、「病んでる」については、別。
それは私たちの世代がよく使う言葉であり、
その状態を、人間らしくて美しい、と私は書いた。
そこに差別的な意味はまったく入っていないのは明らかでは? )。
私が一番気を使うべきは、稼いだお金で、おこずかいで、
私の本を買ってくれて、私を慕ってくれていた読者たち。
分かりにくい文章で、ストレートな感情をぶつけてしまって
『傷つけてごめんね』。
ごめんなさい。
だけどね、あれは、
私がリアルなコラムを書き続けるために
どうしても必要な文章だったのです。
感情のままに書いてすぐアップしたというよりも、
決心に近いような気持ちで、私はアップボタンを押した。
離れてしまった読者も多いかもしれないけれど、
今後書いていきたいと思っている作品で
その激しさやグロさで傷つけてしまう前に、
ブログで離れて欲しいと思った。
あの記事のような私の心の軸にある部分は、
今後小説にどんどん出していこうと思っているから。
そして最後に、
これは私がきちんと説明せずに
感情をぶつけてしまったせいでもあるけれど、
誤解されたままでは、私以外の人、
元彼にも家族にも迷惑をかけてしまうので、今書きます。
夫と出会うまえから
元彼と私の関係は致命的な問題を抱えていた。
当然、「なんか違う」だけが別れの理由ではない。
それでも私たちはお互い、一人になるのが怖くて、
結婚しようとしていた。
(私がコラムで使った
“マインドコントロール”とは、そのことに関して)。
出会った翌日に別れを切り出し、
数日間かけて、結婚することも伝え、話し合い、
最後にはお互い納得して、「ありがとう」と別れた。
それでも、
別れに対する罪悪感はとても重く、
きっとずっと、胸に残るだろう。
読者が一番傷ついたように思う
女友達に関しては、
「唐突のことだから、すぐに喜んでなんて無理なのは分かってる。
10年後に、幸せそうな私をみて、おめでとうって言って欲しい」
というスタンスだった。
でも、それでも耳に入ってきた陰口は、私を失望させた。
私が遠くにいくようで寂しいという愛情も分かっている。
だけど、
正直な気持ちを直接私に言えないような友情、
影口叩くような女同士の友情、私は、いらない。
読者に対して、最初からきちんと
こうして説明すべきだったのは分かっていたけど、
あれは私に必要な「わがまま」だった。
分かってくれとは言えないし、言ってないし、今も言わない。
すぐに分かってとっとと祝ってくれなんて、思ってもいない。
私にはこんな部分もある。もし嫌なら、さよならは仕方ない。
でももし、それさえ受け入れてくれたら、嬉しい。
ただ、それだけだった。
ありのまま書いて嫌われる覚悟だったから、
書いたことに後悔はないんだけど、
ただ、傷つけたことに関してだけは
配慮が足りなかったと反省しています。
本当にごめんなさい。
でも、キツク投げつけた記事だったのに、
”誠意のある”メッセージをくれた”読者”の方々には、
その内容が賛否どちらであっても、本当に嬉しかったし、
私が必要としていた勇気をもらいました。
これからもリスクを負って、
『さいごのおとこ』の続編を、書き続けていく勇気。
本当に、本当に、ありがとう。
正直、今回のことでもまだまだ心は動揺しているし、
彼を巻き込む別れの理由については、書けないことばかり。
だから、年末までは連載して、
その後は書き下ろしにして本にしようかとも思っている。
どういう方法で書くのが一番いいのかは、もう少し考えるつもり。
それを書き終えてから、
今後のコラム執筆についてまた考えようと思う。
何が不安? というコメントがあったけれど、
私が不安だったのは、
恋愛コラムニストとしてのキャリアについてです。
夫との絆に、不安は一切ない。
迷いも、一切ない。
ふしぎなくらい、運命を直感しているから。
結婚というものの意味が、初めて分かった。
結婚がこんなにも幸せなものだったなんて、
と毎日驚いているんだ。
お互い以外の誰に誓うこともなく、
二人の人間だけが理解しあえる永遠なんてものが、
この世の中に存在していること、知らなかった。
人生には、
まだ開けてないビックリ箱がたくさんある。
辛いことも楽しいこともぜんぶ含めて。
だから、歩くの、楽しいな、って思う。
この1か月は、20代に入ってから、ううん、
人生で一番、めまぐるしく、激しく、濃厚な時間だった。
本当にいろんなことを、感じ、考え、いろんな答えが見えてきた。
極度の恋愛依存。別れと結婚。女友達。
それを『おとこのつうしんぼ』の続きで
表現できれば、と思っています。
『Tokyo Dream』に書いたように、今まで、
恋愛コラムニストになるために物凄く頑張ってきて、
今、その時の気持ちが試されているんだと思う。
負けそうになったけど、でも、
私は自分に、絶対に、負けない。
小説家としても、
来年はまた新たに2冊、小説がでる予定だし、
これから書きたい小説のアイディアが浮かびすぎて、
今、頭がとても忙しいです。
作家としての自信。
やっと、本当の意味での自信を、
しっかりとこの胸の中に捉えることができたことを、
読者の方々に、一番に、感謝しています。
ほんとうにありがとう。
LiLy
PS
ブログを読んだ母から、
「27歳。本当の意味での成人式ではないでしょうか。
お誕生日、おめでとう。あなたを、誇りに思います」
と誕生日にメールが届いた。それは今まで、
私が母から貰いたくってたまらなかった言葉
だったので、嬉しくて号泣してしまった。
とても器用な大人だからこそ、
時に、子供のような、
まっすぐな正直さを出す勇気を持つことは、
ありのままの自分を、
愛する人に受け入れてもらおうとするための努力であり、
人生にも、恋愛にも、友情にも、
絶対に必要なものだと、
今も私は強く、強く、思っているよ。
PSS.
中学時代の友達、つな、
優しいコメントをありがとう。