LiLy プロフィール
コラムニスト/作家
1981年11月21日生まれ
神奈川県出身
上智大学外国語学部卒
2004年 J-WAVE
ナビゲーターオーディション優勝
LiLy リアル
powered by ログピ
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息子誕生 〜human nature〜

































アロマテラピー。

大切なヒトたちから
もらった
安産のオマモリたち。

CharaのCD。

お母さんが病院に
もってきてくれた
95年発行の『CUT』。

(特集は『ポスト・フェミニズムの女優たち』 
並びは、デミ・ムーア、パトリシア・アークウィット、スーザン・サランドン)


大きなお腹で
とってもらった、
ダーリンとの写真。


愛育病院の
このLDR室で、
ダーリンの手を
握りしめながら、

私、

息子をうみました。


予定日6日経過して、入院。
翌日に陣痛促進剤の点滴をひかえた前夜。

子宮口を開くためにした処置の刺激が
引き金となって、

ギリギリのタイミングで
陣痛が自然にはじまった!

『陣痛なう』
とTwitterでつぶやいて。
LDRに移動。
ダーリンが病院に到着。

その頃はまだ、
生理痛がひどくなったくらいの痛みだったので、
HIPHOPにROCK、ノリノリのBGMをかけて
踊ったりスクワットしたり、
ガリガリくん食べたり、ダーリンとキスしたり、
Twitterで陣痛の様子を実況したり、と余裕あり。

そこから1時間くらいかな。

もう喋れない、もう動けない、
もう何もできないくらいの
腰がくだけるような激痛が
短い間隔で襲ってくるように。

(ホント、”襲われる”って感じ)

まだお産はそんなに進んでないはずなのに、
こんなに痛いなんて、もうダメだ!

「どんだけ痛いもんか知りたいわ♪♪」
なぁんて好奇心から迷うことなく自然分娩を選んだ
過去の自分をぶっ殺したくなるほどの
コトバにならない激痛に、
コトバ通り、

……泣きました。
「えーん」って…。(恥)。

そして、

「和痛でもなんでもいいから、
麻酔を打ってください。
もーね、なんでもいいから!
打って!打って!早く打ってぇ〜!」

と、わめく私に、周囲は唖然。(笑)。

「お産はまだまだこれからなのに、
この女、弱すぎる……」みたいな視線を感じ、
私は必死に、こう弁解。

「私、そんなに痛みに弱い方じゃないと思うんだけど、でも
 でも、これはヤッバイ。これでまだお産が進んでないなら、
 最後まで私、絶対に耐えられない!(涙)!」

「じゃあ、進行具合をみてみましょう」

 ということで内診すると

「あれ!?(子宮口が)もう7cmも開いてる!!
 あぁ、これは痛いはずですね!!
 進むのが早いから朝までには生まれるかも! 
 あと6時間くらいかな?頑張れそう?」

 ほらー!だから本当に痛いって言ったでしょう?
 あー信じてもらえてよかった。これで7cmなら、
 先が見えているのなら、うん。私、がんばれます!
 

ーーーと、そこから3時間で、生まれました。


「初めてのお産とは思えない!」
と先生たちも驚くほどの
ジェットコースター安産でした。

ただ、息をつく間もないほどのスピードで
次から次へと襲ってくる
激痛の波といったら、もう……。

今まで味わったことのない
『痛みのジェットコースター』
が私の体の中をえぐるようにして
猛スピードでかけぬける中、私は、

四つん這いになり、髪を振り乱し、奇声をあげ、

動物に戻りました。(笑)。


『お産にルールなんてないの。
 声を殺してもいいし、大声をだしてもいい。
 しゃがんでもいいし、四つん這いになってもいい。
 あなたが、そうしたい、と思うようにすればいい。
 本能のままに、動物にもどる瞬間を、大いに楽しんで』

 健康相談室の時に、助産師さんが言ってくれた言葉。
 私が、ここの病院に決めてよかった、と心から思った瞬間。

ほんとうに、そんな感覚だった。

人間という動物の本能、
そして、
自分と地球との結びつき。

お産は、私にとって
それらを全身で感じることができた
貴重な初体験でした。

『命がけ』
という言葉がぴたりとはまる
想像を絶するほどの痛みには
正直、驚かされたけれど、
それも含めて、


最高におもしろかった。




































命名 瑞生(ミズキ)

☆ 2010年1月26日
☆ 午前3時20分
☆ 3450g


瑞々(ミズミズ)しく生きる、
というFreshな意味を込めて
漢字を選びました。
字画もバッチリ!

3000g越えの、
大きな男の子です。

    *

産んだ数時間後から、
母子同室。

おっぱいのあげ方も
おむつの替え方も
よく分からないうちから
私はミズキとふたりっきり。 

全身には何種類もの痛みが
ズキズキチクチクジンジン
しているというのに、

もう1対1の子育てがはじまった。

2時間置きの授乳+
子供を産んだ興奮で、
アドレナリンが
でていることもあって、
1,2時間しか眠れない。

日に日に疲れ果ててゆく体と
まったく慣れない
おっぱい、オムツ、
ねんねに抱っこにお風呂入れ。

入院3日目の晩かな、
泣きやまなくなったミズキを
抱きながら病院の廊下を歩いていたら
傷の痛みと疲れと不安が重なって、
泣きそうになってしまった。


深夜の病院、授乳室。


助産師さんたちが
おっぱいのあげ方を
指導してくれる。

エーンエーンと
泣いているわが子を
抱いて、
そこにあつまる、
わたしたち。

そこはまるで、

女の村。

女たちは
赤ちゃんだいて
おっぱいだして、

みんな一生懸命、
赤ちゃんにおっぱいを
飲ませようとしているの。


いろんな女。
いろんな赤ちゃん。

いろんな人生。
いろんな状況。

いろんなおっぱい。
いろんな乳首。

でもね。

みんなおなじなの。


女は
おっぱいを飲ませて
産んだばかりの赤ちゃんを
生かそうとしている。

とても一生懸命に。

生まれたばかりの赤ちゃんは
お母さんのおっぱいに吸いついて
生きようとしている。

とても一生懸命に。

子供を産む女、産まない女、
子供を産めない男、そんなの
ぜんぶ、ぜんぶ、ぜんぶ関係なく、

私、思ったよ。

私たちはみんな、みんな、みんな、
こうやって生まれてきて
こうやって生きてきたんだって。


病院入院最後の夜。
ミズキが生まれたのと
同じくらいの朝方3時。

授乳室でおっぱいをあげていたら、
いつもはオルゴール調のBGMがかかっているのに
その時は、マイケル・ジャクソンのCDがかかっていた。

ミズキがお腹にいるときにも聴いていた、
『Human Nature』。
ミズキを腕に抱きながらその曲を聴いて、
あぁ、この曲、この子が聴いた、
初めての音楽になるんだわって思ったら
心がキュツとなって、目がジワッと熱くなった。






このblogやmixi、Twitterを通じて
私の出産を知り、まるで親友の
出産のように一緒にドキドキし、
安産を祈ってくれた読者の方々。

ほんとうに、嬉しかった。
ほんとうに、ありがとう。

ガンバレ!って心から思う、そういう
”気”って、その人に届くんだって。

だから、もう、本当に、感謝です。

































ミズキと私に会いに
面会にきてくれたハニーちゃんたちからの
プレゼント。

みて、このおむつケーキ!!
エリが徹夜でつくってくれたの。

(honey you are sooo Charlotte!
I love you sooo much!! )


家族も友達も仕事関係の方もみんな、
あたたかく支えてくれて、
本当にありがとうございました。

『私も今妊婦だよ〜』とメールをくれた読者ガールちゃんたち、
『奥さん妊婦なんですよ〜』とメールをくれた素敵ダリンさんたち、

 ここに安産菌、おいてゆきます。

 妊娠中の私がそうしていたように『陣痛、予定日』なんかの
 検索ワードを打ってこのブログにたどりついた、妊婦さんたちにも。

 今振り返ってみると、
 なんだかすべてが楽しかったように思えるけれど、
 もちろんハッピー一色なんかじゃなかった妊娠生活。

 仕事を続けてゆく上での不安ももちろんあったし、
 禁煙だって正直つらかったし、太ってゆく自分に凹んだりもした。
 それこそ、PMSどころじゃなく、変なホルモンとびちってるしね。(笑)

 どんな状況で妊娠するか、も含めて妊娠・出産は本当に人それぞれ。
 価値観も、思いも、違ってあたりまえ。

 でもね、そんな全然ちがう女たちが、
 同じ「母」という道に向かって歩いてゆく……。
 
 私は、そこにすごく興味を持った。
 
 今月から始まったマタニティエッセイでは、
 エッセイと小説の中間のかたちをとって、
 いろんな女たちの『本音』をつめこんだ、
 読んでいていいエネルギーが湧いてくるような
 妊婦トーク本にしたいと思っています☆

 イントロダクション、ここから読めます→ 

 ※ まだUPされていないけど、
 今日明日明後日中にはUPされるそう。
 


 今発売中の『TOKYO1週間』には、
 土屋アンナ×LiLy の妊婦対談が掲載されています。

 こちらも、キレイごと一切なし。
 タレントさんの「ハッピーなマタニティトーク♪」
 みたいなのとは一線を画した内容となっております。(笑)。

 お互い、正反対の避妊観でケンカした話から、
 妊娠出産について、思うことを正直に話しています。

 (似ている部分はもちろんだけど、
  お互いの違う価値観を含めて認め合い、
  リスペクトできる相手を、私は親友、とよぶ)。

 アンナも春には出産! 「子供の育て方も、これまた
 うちら全然違うだろうね〜」なんて笑いながらも、
 一緒に子育てするのが今からすごく楽しみ♪♪♪

 自分に子供に家庭に、といろいろ比較して影でグチグチな
 ママ友なんて、ナンセンス! 違って当たり前なんだから、
 その違いを興味深く楽しむくらいの余裕が大事なのかもね。

 
なぁんて、いろいろと書きたいことがあふれてきてしまうけれど、
きちんと頭の中でまとめて、いい本をいっぱい作っていきたいです。
 
これまでの私は
そのままに、
もうひとつ新たにできた、
「母」という引き出し。

ここに
何が入ってゆくのか
自分でもたのしみです。

ミズキは、
私たちに、どんな世界を
みせてくれるんだろう。


毎日、ミズキから
目が、離せません。






あぁ、もう、なんで?

なんで
わが子ってこんなにも、
こんなにも、こんなにも、
かわいくって仕方がないんだろう。



| 20:33 | comments(142) | - | Posted by : LiLy

dokidokidokidoki…
























dokidokidokidoki……



40w0dの検診。
予定日当日、
最後の検診。

NSTテスト。

赤ちゃんの
心臓の音を
聴きながら、
「しあわせ」
って思った。

たくさんの
コメント&
メッセージ、
年賀状に
お手紙、
どうもどうも
ありがとう!!

そして、
三日月と犬が
描かれた可愛い
ベビー服の
プレゼントも!

受け取りました。
感動しました!
絶対に着せるね!
ありがとうーー!

本にコラムにブログ、
深く読み込んでくれて、
ミズキという
名前の由来にも
気づいてくれたり、

ほんとうに
読者の
みなさまには
たくさんの愛を
頂いています。

ありがとう。

まぁ〜だ生まれないみたいだけど、
遅くても今月中には生まれるので、
「その時」を待ちたいと思います☆


そう。
今のうちに書いておかなきゃ。
今後の、お仕事予定! 

※ 以下、ブログの10000倍の
エネルギーを注いで書いている文章なので、
是非、チェックしてね!!



一足早く
お休みをいただいている
幻冬舎WEBの連載短編小説
『Crazy Baby』は、
春には連載再開をして年内単行本化予定。


今まさにクライマックス!どろ沼!中の
FAnet連載長編小説『こぼれそうな唇』は、
ラスト4章を残して
しばらくお休みに入りますが(ごめん!)
こちらも連載再開後、年内単行本化予定。


私の代表的エッセイ、
『おとこのつうしんぼ』の連載も、
春には再開予定。(お待たせしました!)
こちらは、私が20代のあいだに描く
『おとこ』シリーズ(現在3冊発行)
最後のチャプターとして書籍化予定。


そして、新連載!
マタニティエッセイ
『Baby Talk with LiLy』が、
Tokyo1週間の携帯サイトにて
来月からはじまります!
こちらは、
『In Bed with LiLy』
『Be Bunny with LiLy』
と同じシリーズとして書籍化予定。


雑誌『GLAMOROUS』での音楽エッセイ連載は
ひきつづき、産休なしで、続ける予定です。
今月号は、Charaとの対談が載っています!!


ソトシゴトでは、
1月23日発売の
『月刊叶姉妹Special』(新潮社)にて
エッセイ「叶姉妹というフシギ」掲載。

(前にブログで書いた”ミステリアスなセレブ”
の正体はこのお姉さまたちでした!実際にお会いして、
お話して、そこで感じたことをソノママ書きました)。


インタビュー
『土屋アンナ×LiLy 妊婦対談』が
2月売り『東京1週間』(講談社)に掲載。

自宅のインテリア&インタビューが
現在発売中の『MISS』(世界文化社)に掲載。


4/2発売の『PJ』のムック本に
インタビュー掲載。
こちらは、りんちゃんが書いてくれるの。
記事を読むのが、私もほんとうに楽しみ!!!




そして、予定日だった本日、
ちょっとステキすぎるお仕事依頼が!
まだ打ち合わせもしていないので
どうなるかわからないけれど、
実現したら……、と考えるだけで
ワクワクするようなお話です。

(なんだろ?程度に、お楽しみに!)。


ーーーーとはいっても、
赤ちゃんが生まれてからの生活が
どうなるのか、その子にもよるっていうし、
まったく想像がついていない状態です。

今はただただ、

「んもうっ!!
子育て、
マジ、超楽しみ
なんですけど!!!!!」

って感じなんだけど(笑)、
実際には、
とても大変なんだろうなぁ。
仕事との両立なんて、特に。

なので、
もしかしたら予定がずれることも
あるかもしれませんが、

やっぱり私は、この仕事、
本当に本当に大好きで…。

ペースダウンすることはあっても、
仕事の内容に関しては
常に攻めの姿勢で、
ガンガンいこうと思っております。


これからもどうぞ、
よろしくお願いします。


これからは、
お仕事に関するニュース、
気になったコメントに対する
お返事などは、
左上のバナーに加わったログピで
つぶやいていくので、チェックしてね。

あと、
はじめは地味〜にやるつもりだった
Twitterですが、ここ数週間で、
本格的にハマッた。(笑)
「陣痛なう」とかつぶやいちゃう勢いで、
ハマった!!!(笑)

是非Follow me! 
☆ここにいるよ☆

『週刊ダイヤモンド』
のTwitter特集号、
買っちゃったもん。(笑)。

でもこれ、本当に、世界をかえる。
やらなきゃ損よ! 登録すべし! 


いやぁ、それにしても、
人生の「大仕事」を前に、
ハートが鳴るね。

安産、祈ってて☆


dokidokidokidoki…………


| 01:31 | comments(66) | - | Posted by : LiLy

女と男、仕事と愛。





























「少子化」は、

自分の母の世代が社会に
どう扱われていたのかをみていた

女たちの

無言のストライキであったのだと

オノ・ヨーコは新著で書いている。


社会は少しずつだけど変化を見せ、
それにこたえるようにして、
女たちがまた、動きだす。

今、女たちはまた、
子供を産もうとしているように感じる。

「女の社会的自立」を訴えた
母の世代の女の方が、
今の私たち世代の女よりも、
より強く
もっているかもしれない、
フェミニズム意識。

私たち世代の女たちの中には、
母の世代をみて、
専業主婦にあこがれる子も多い。

でも、親の世代が私たちを育てていた時代より
景気が悪い今、共働きは必須だとも言われている。

経済の流れでいえば、

これから親になる私たち世代は、
自分が子供だったころ以上の、
もしくは同じくらいの生活レベルを、
自分の子供に与えてあげることが、
難しくなっている。

アメリカとの、
一世代ギャップ。

アメリカでは、
経済の流れ的に、
今の母の世代より
祖母の世代の方が、
豊かな暮らしをしていたそう。

子供の時より
大人になった今の方が
世の中の景気が悪いこと。

そのツラさ、シンドさは、
いろんなカタチで、
これからも、
私たちを苦しめるだろう。

でも、

戦争を生きた祖母の世代から、
母の世代、そして今の、私たち。

日本はものすごい勢いで
経済成長を遂げ、
私たちの生活は、
猛スピードで進化した。

いろんな問題は
まだ山積みでも、
日本は世界は
すこしずつ、
かくじつに、
より良い方向へ
進もうとしているって
私は感じている。






























女が、働くことの意味。


私がバイブルとして読んできた
おかざき真里著の『サプリ』。

最近発売された最終巻で、
主人公が、就職活動中の心境を振り返り、
当時の身を切るような孤独を思い出す。


 社会(ヨ)の中に、
 椅子が欲しいんです。

 私はこういう者ですという
 肩書き(ナマエ)が欲しいんです。

 経済活動に参加したいんです。


           −−『サプリ』10巻より

 わかる。
 「私も仲間に入れて欲しい」
 という、女たちの叫び。

 今の私たちに
 そう叫ばせる、
 祖母や母たちの、願い。
 
 ナミダがでた。
































女の社会進出が、男を弱らせているという。


子供をうみ、金も稼ぎ、
私は自立しているの、とのたまう女。
うん。それあたし。

それじゃ、俺たちの出番は?立場は?

「社会」はもともと、
子をうめない男たちが
自分たちのアイデンティティ保持の
ためにつくったものだ、とオノ・ヨーコ。

そんな男だけの聖域に、
女を入れてたまるものか、と抵抗する男。
うん。その気持ちもわかる。

たしかに、
「男はコレ/女はコレ」と
役割分担がスパッと分かれていた時代の方が、
男も女も生きやすかった部分は、否めない。

でも、考えようによっては、
女の自立は、男にとっても素晴らしいもの。

仕事と子育て。

女の私が「両方したい」と思うように
男だって「両方したい」と思うんじゃないか。

負担として、ではなく、最高の人生経験として。

仕事だけの人生に嫌気がさしていた男と
子育てだけの人生に嫌気がさしていた女は、

今、お互いが自立することで、
理想的なバランスを
見つけることができるかもしれない。

































ボヤケル輪郭。

女の顔。
妻の顔。
母の顔。

でも
すべては、

自分の顔。

私の小説「空とシュウ」
読み終えた夫が、言った。

「 “女”って、怖ぇ」

「その中でも、
 この物語を書くことができた
 ユリって“女”が、俺は、一番怖ぇ」

そう言う彼の、口調が、表情が、
私の持つ、すべての顔をトロリと溶かした。

「惚れている」と何度言われるより、
確かに感じた、夫が私に痺れている、という手ごたえ。

夢をあきらめず、
作家になって、
本当に良かったと、
思った瞬間だった。

エッセイの中でも書いているとおり、
やはり、私にとっては、
『愛する男に愛されること以上の幸せ』を
この世の中に見つけることは、絶対にないだろう。

そして、そんな愛をみつけるための旅路を
支えてくれたのはやはり、仕事であり夢だった。

なりたい自分になり続けるために、
私はこれからもずっと、仕事と夢を追ってゆく。






























さぁ。

私たちのベイビーボーイ。
予定日まで、あと2日。

美しい世界が、
あなたを待っているよ。

ーーそして最後に。

教師という天職をかえりみることなく
家庭に入り、私と弟を育ててくれた
専業主婦の母と、

早朝の満員電車と深夜のタクシーを繰り返し、
「夢」ではなかったかもしれない
仕事を30年以上続け、
家族を養ってくれた父に、

最大級の敬意を。


お父さん
お母さん、
ありがとう。

私ももうすぐ
お母さんになります。





           
| 11:46 | comments(78) | - | Posted by : LiLy

女みがき







a happy new year!


新年早々、怖くてごめんね。

予定日までのカウントダウン、
ラスト15日を切った、
臨月LiLyです。

あけまして、おめでとう★

最近は、
スッピン入院中の必需品(?)
『まつげエクステ』も装着完了し、
お肌のパックに励む日々。

いろんな方向から
『女』でいることにセーブがかかる
9カ月間の妊娠生活。

(もちろんこれは『母』とは対極の部分に位置する、『女』という意味ね)

もうすぐゴールが
見えてきた、今、
『女』を磨きたい衝動が、
28年間の人生で、ピーク。(苦笑)

もちろん
先輩たちからきいております。

出産はゴールではなく、
スタートだ、ということを。

でも、でも、
こんなにも、こんなにも強く、
『綺麗になりたい!!!』
と思ったのは……

美容オタクだった小6の時を
はるかに超え、
『生まれて初めてレベル』。

この気持ちに、嘘はつけません。

よく雑誌とかで、
『ママになっても女を捨てないこと!』
みたいな企画をみるけれど、

それって実は逆で、

『ママになっても何があっても、
 捨てられないもの』

ってのが『女』なんだと思う。

個人差はあると思うけれど、
『女』ってある種の、
素敵な(?)病ですものね。

どんなに捨てたくったって、
死ぬまで、こびりついてくるのよね。

oh no!

ってことで、
産後、スリムになってから
(はい、15キロ増えましたw)
身につけるのを楽しみにしている
アイテムの数々をご紹介。



まだ中途半端な長さの髪を
腰まで伸ばして、クリックリに巻いて
これつけたい!



バースデーに夫に買ってもらった
ヴィンテージのウエストベルト。
これでキュウッてウエストしぼりたい!



glaでみて、柄に惚れ、
そっこうお店にTEL。
入荷情報をゲットして
すぐにお店にかけつけた
ハイウェストスカート。



ずーっと狙っていたんだけど、
ムートンに6万は絶対無理…
ってことであきらめていた
Australia.LUXE.collective。
昨日KITSONで40%オフに
なっているところを発見して、即買い★



おむつとか入れる用の
デカくて軽いバッグ。
これもKITSONで。



これは前からずーっと使ってる
ななめがけバッグ。YSLのこの
ターコイズ色が大好き!
下のはLAで買ったヴィンテージ。



こちら、
『空とシュウ』の中にも登場させた
DIORのヒプノティックポアゾン。

私が世界で一番好きな香水。

もう廃ばんになっちゃったんだけど
買いだめしているくらい、好き。

18の時に出会ってから、

(keikoが教えてくれた♪
ここみてる?あのmotelでの日々なつかしいね)


既にもう10年間リピート中。香り、浮気せず、ヒトスジ主義。

そうそう、女みがきのBGMは、昔から♪コレ♪
このMV観ると、アガるんだよねぇ。



Charaが昔、

「子供うんで綺麗になったって、ダンナさんに
 思ってほしくって、病室で必死にまゆげ描いてた(笑)」

ってなにかのインタビューで答えていたのを
よく覚えているんだけど、

今、本当に、そんな気持ち。

一番近くにいる
最愛の男に
『イイ女』だと
思わせ続けることって、

絶対に何より難しい。

だから燃える。

2010年。

もちろん、
『いい母ちゃん』になることが
一番の目標だけれども、

同時に、

母親になって
『イイ女』度が増したって
ダーリンに思ってもらえる、

自分になれますように。



さて。

私は今日から仕事びらき。


さあ。

みなさん、今年も、
上を目指して、前を向いて、がんばってこ〜★



| 15:38 | comments(114) | - | Posted by : LiLy

おくりもの





クリスマスイブの朝。

プレゼントが届いた。

贈り主は、

お義母さま。

ドキドキしながら、

真っ白なリボンのかかった

真っ白なバスケットを

あけると、そこには

手作りの

セレモニードレス。




生まれたばかりの赤ちゃんが、

病院から退院して、

初めて外の世界にでる時に着る、

おようふく。

お帽子に、靴下、ヘッドバンドに、

ドレスとお揃いのレースでつくられた、

おくるみまで。

洋裁は得意ではないけれど、
ココロはたっぷり込めました。
無事に生まれてきますように…。

と書かれたカードを
読みながら、ココロが熱くなった。
ナミダがこぼれ落ちそうになった。


























細かいところまで、
本当に本当に美しくて、

お義母さまが
ひとつひとつ
手で縫って、
ひとつひとつ
つくりあげた
その時間と、
その時の
キモチを
想ったら、

コトバで
どう表現していいのか
分からないくらいの
あたたかいキモチが
ココロからあふれて
とまらなくなった。

彼女が産み、
お義父さまと共に
大切に大切に育てた
男の子は、

とても素敵な男の人となり、

運命の
めぐりあわせによって

去年、
私の夫となった。

そして今年、
神様が授けてくれた
素敵なおくりものによって、

来年、
彼は父となり、
私は母となる。


私が産み、
彼と共に育てる
小さな男の子は、

どんな男の人になるのだろう。

彼のように、
強くて優しい人になってほしい。





母が私に贈ってくれた
パールのネックレスと

母になる私が息子に贈る
妊娠中の記録ブック

signed by Chara.

(大きなお腹で、感激の対面を
果たすことができたの!
対談の様子は、来月のglamorous
の音楽ページをみてね♪)


Who's Mizuki? のこたえは、
こちらのエッセイの最終回を読んでね。
最初から読む場合は、★こちら★



『 あなたになにをつげたい?

  歌うこと
  生きるのよ

  未来になにをつめたい?

  大切を
  きずくもの

  いつも大切を
  いつも追いかけてるの… 』

                  By Chara



.。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○。.。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○

みなさま、よいお年をお迎えください。

新しい1年が、
みなさまにとって素敵なものになりますように。

いつもブログを読んでくれて、どうもありがとう。
私の声に耳をかたむけてくださっていることに、 
本当に、本当に、感謝しています。

いつも、本当に、ありがとう。

              ココロを込めて、LiLyより。
                  

.。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○。。.。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○..。o○o○


| 23:41 | comments(76) | - | Posted by : LiLy

★大人のオモチャ★










遅ればせながら、
ついにデビューしちゃった!

前から憧れてはいたものの、
自宅兼事務所で仕事しているから、
いつもPCの前にいるし
iPodも携帯も持ってるし、

欲しいけど、必要ない。。。

ってのがネックになって
買っていなかった、iPhone。

それが、妊娠してから、
体がダルくってベッドで
ゴロンとしている時間が増えて、
つまんなくって
携帯いじってみるものの、
私は根っからのPCユーザーなので、
モバイルサイトがよくわからない。

携帯でPCサイトをみようとすると
要領オーバーで写真とか表示されないし、

不便!

(お、これはiPhoneの出番か?)

そして、
出産のときは入院1週間+
実家に1カ月帰る予定なので、

おっぱいあげながらでも
ネットサーフィンできるように(?)

(よし、これはiPhoneの出番だ!)

ってことで、ノリで契約。

いつもの携帯は仕事で使うので、
iPhoneはほぼネット用として2個持ちです。

アプリとかまだよくわからないけど、
いじってるだけで、超楽しー。
コレ、
エロくないバージョンの

★大人のオモチャ★だね!

出産前には、
完璧に使いこなせるようになろぉっと!



あと、地味〜に、Twitterもやってます。

ほとんど、友達同士の内輪ネタを、
ほぼ死語なアラサーギャル語か
英語+日本語混ざりのアホ帰国子女語で
つぶやき合ってるだけなので、
フォローしても楽しくこと間違いなしですが、

それでもいいよって方は、
どうぞ、follow me!

http://twitter.com/LiLyLiLyLiLycom

mixiのLiLyコミュニティ、もうすぐ3000人超え!
嬉しい〜。はいってくれている方、ありがとう!

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もうすっかり、
テレビよりネットがおもろい時代だね!

テレビ、ほんっとつまらない!!もうほとんど観てないよ。
(最後に、毒を落として仕事に戻ります)w






PS

oh this is so much fun!

PCでブログ更新してから、
iPhoneでチェックして、
デジカメで写真とって
インストールして
ブログ再更新……。

new itemをgetした途端、
こんな
まどろっこしいことをするほど
マメになった、私。w

タンジュン……。w


| 21:06 | comments(46) | - | Posted by : LiLy

『月刊シリーズ』 and ダラけた日々……





かっこいいー!!

『月刊MALIA』発売されました。
超ロングインタビューをして書いた

「女、MALIA」By LiLy

是非、読んでみてね。

月刊シリーズの
写真+デザインがとってもコノミで、
編集長とプロデューサーに、
「中高生のときに愛読していた
『CUT』を思わせるかっこよさで、、」
なんてことをほざいたら、
デザインを担当している事務所が
『CUT』と同じとのことでした。
(無知。恥…。)

憧れていたデザイン、写真の世界観の中に
自分の書いた文章が組み込まれる。

またひとつ、
夢が叶った瞬間です。

うれしい。

声をかけてくれたMALIAちゃん、
こちらこそ、どうもありがとう。


そして、ついさきほど、
次号の月刊に掲載される
文章を書き終えました。

とても苦労した原稿だったので、
書き終えることができて、ホッとしています。

だれについて書いたのか、はまた今度。
ヒントは、
とてもミステリアスなセレブリティです。


ーーと、
久しぶりのブログ更新になってしまいましたが、
『空とシュウ』が発売され、
新刊がリリースされた後にいつも陥る
「ボーッとしちゃう」日々を過ごしておりました。w

やっとブログを更新しようと思いページを開いたら、

「私もLiLyちゃんみたいに努力しようと思って、
 体調を崩してしまいました・・」

という気になるコメントが!!

毎回すべてのコメント、質問メールなどに
お返事をできていない現状なので、
(すべて読んでいるのですが、すみません)
ひとつを取り上げるのも、と思ったのですが、
ちょうど書こうと思っていた内容ともリンクするので
お返事します。



『Tokyo Dream』の中にも書いているとおり、
私は、めちゃくちゃタフに頑張っている時期と、
もうダメだ、寝よう、寝続けよう、とダメ人間になる時期を
繰り返して生きています。

そんな日々を足して二で割って、
ほどよく頑張り、ほどよく休む毎日、
を過ごすことができたら、

どんなにいいだろう!!!!

といつも思うのですが、
私は、時間の使い方があまり上手ではないようで。

「あー、もう今日は働きすぎた」という日と
「あー、だらけすぎ。何もやってねぇ」という日。

その2種類しか、ないような気がします。。。。

精神的にも、愛と毒を行き来しているし。。。。

先日も、

レンタルしてきた『THE HILLS』を
ボッケーと観ながら、
自分のアメリカでの高校生活をそのまんまに
見ているような、ティーン独特の
「あまりに浅はかなカオス」にうんざりし、

『なんだこいつら』

とひとりポツンとTVの前で毒を吐き、

チャンネルを地デジに戻して
ボッケーっと観ていた深夜番組の
あまりのくだらなさに

『つまんねぇよ!』

とひとり突っ込み(毒)をしてみたり。

で、挙句の果てには、帰ってきた夫に、

「ねぇ、私って本当に未熟だから、
 毒がとまらないの。どう思う?」

と返答に困る質問を投げながら甘えてみたり(愛)←?

と、そんなくだらない一日を過ごしていたわけです。

ブログを更新していない日々を
あえて書いてみるとそんな感じ。

まったくもって、素敵じゃ、ない。


だから、落ち込んだ時、無気力な時、
特に体調を崩しちゃった時は、
ボッケーとしていいの!

というよりも、ボケーッとしている時は、
ボケーッとすること以外にできないので、
しかたない!

毒だって、吐きたいんだから、仕方ない。
誰かに当てるのは極力避け、たまには
ひとりでポツンと、猛毒を呟けば、よし!(むなしいけど)

そんな日々を過ごせば、
自然とまたパワーがたまってきて、
充電完了、と自分が思えたときに、
また頑張れば、よし!!

ーーって、これ、相談にのっているというよりも
自分に言い聞かせているようになってきちゃった。w

あっという間に、もう12月。
こんな私ですが、もうすぐ臨月!

予定日は、1月下旬。

年内に産休に入ろうと思っていたのに、
ボケボケな自分のせいで、出産前の仕事は、
来年に持ち越しそうです。

アハハ。

ほらね、こうしてまた私は、
ダメ人間な時期→頑張らざるを得ない時期
を繰り返すのです。

赤ちゃんは、2000gを超えて
今もお腹の中で力強くうごきまくっています。

あぁぁぁ、愛しいぃぃぃぃ。

もう、早く会いたくって仕方がないです。

まったくもってまとまりのない日記になっちゃいましたが、
そんな感じで、私は今日も元気に過ごしております。

みなさんも、寒くなってきたし、何かと忙しい12月。
たまにはダラけて自分に甘く、元気にお過ごしください。

またブログ更新します〜★

PS
『空とシュウ』の感想、コメント欄にもレビュー欄にも
本当にたくさん、どうもありがとう!!!
ダラけた心にとても染み入りました。
いつもパワー、頂いています。
本当にありがとう。

| 23:23 | comments(112) | - | Posted by : LiLy

28 and sky






28、

になりました。

今、

私のデスクの前には、

新刊『空とシュウ』。














表紙の写真は、

カメラマン米原康正氏のチェキ作品。

みた瞬間に「これだ!」とピンときて

即効ラブコールしちゃいました。

使っている紙は、

学校の校舎、非常階段の

コンクリートをイメージした

ザラザラとした質感のもの。

表紙をひらくと、

空をイメージした

淡い青のトレースペーパー。

そして、

血をイメージした、

赤いリボン(しおり)。


物語のテーマカラーは、

校舎の灰色、空の淡い青、そして血の赤。


女と血、は深い関係があるとおもう。

初潮、初体験、出産、すべてに血が伴うし。



私はいつも長編小説を書くときに
テーマソングを決める。

1年でも、2年でも、
ずっとその曲を聴きながら、
ラストシーンまで物語を進めてゆく。


『空とシュウ』のそれは、

物語の中にもでてくる東京事変の『落日』。





「確かなのは、

  さっきまでの君のぬくもり」


あぁ、何度聴いても切なくなる。

「LOVE」だなんて一言では表せない、何か。

男と女のあいだにある、何か。

お互いを求め合ってしまう、衝動の裏にある何か。

小説を読んで、その何かを考え、

一緒に感じて頂けたら嬉しいです。

★『空とシュウ』AMAZON★

レビューをすでに書いてくださった方、
どうもありがとうございました!

作品をだして、読者の方から
感想を頂くのが何よりものたのしみ!
どう思ったか、是非教えてください。

ちなみに母は、
心がすっかり初孫を迎えるモードになっていて、
「性描写がエロすぎて読み進められなかった」らしいです。(爆)。































28になった夜、
夫がディナーにつれていってくれた。

テーブルからは、東京の夜景。

スーツ姿の夫にクラクラしながら、
フォアグラのムースにメロメロになった。

彼が、私を喜ばせようとしてくれた
すべてのことが嬉しくってたまらなかった。

身の丈に合わぬ幸せは、
いずれは指の先から滑り落ちてしまうように思う。

だから、私も彼に、
最大限の思いやりと愛情をもって、
毎日接していきたいなって思った。

好きな人が喜ぶのをみるのは嬉しい。

だから優しくしたい。喜ばせたい。

LOVEって時には、

複雑に絡み合うグチャグチャな感情でもあるのに、

時には、とても、とても、嘘みたいにシンプルだ。





秋にピクニックをしていた公園は、
今は一面が、イルミネーションでキラキラ。

お誕生日のメールやお手紙、
お花にプレゼント、、、

本当にありがとうございました!

こうしてブログや作品を通じて、
出会えたすべての方々は、私のたからもの。

I THANK YOU WITH LOTS OF LOVE.


XOXO LiLy

| 16:14 | comments(87) | - | Posted by : LiLy

キラキラとした光



日曜日は、来年出版予定の
エッセイ本の表紙撮影だったのです。
おっきいお腹で写真をとってきたの。

←これスタイリストのみっちゃん
とってもらった写メなんだけど、
i-phoneのアプリでポラロイド風に
加工できるんだって。

かわいぃ〜。

i-phone憧れるけど
使いこなせる気がしない…。w


メイクはせっちゃん
カメラはあべちゃん。
デザイナーはキョーコちゃん
エディターは木川ちゃん。

ーと、今回もいつもの
女子クリエーターチームでの
撮影で、すごく楽しかった!

みんなと会うと、
それぞれがそれぞれに放っている
キラキラした光をいっぱいもらえる。

それぞれの人生の中で、
そりゃ大変なことも、悩みも、
いろいろとあるさ。

でも、そんな日々の中で、
「自分のやりたいこと」を模索して、
その気持ちを何よりも大切にして
カタチにしていこうと頑張っている

そんな姿勢から放たれる光。

それを浴びると、
私も頑張ろうって
パワーをもらえる。

ということで、
私の周りの素敵ガールズたちの
最近の活躍をご紹介♪♪♪

ここを見てくれている方にも
私が最近浴びた光を、おすそ分け。



こちらは、Velnicaの展示会の
インビテーションカード。

なんと3Dになっていて、
あまりの可愛さにクラックラ。

Velnicaは、幼馴染の女の子3人が
ひとり50万円だしてはじめたブランドなんだよ。

それが今じゃ、、、

ISETANにまで取り扱われるような
大人気ブランドに!!!!

デザイナーKANAちゃんとは、大の仲良し。
今はふたりとも妊婦ってこともあって、
どこにも書けないほどにエロくてアホな
妊婦トークで、大笑いしまくってます。ww



展示会では、マキシ丈ワンピを
オーダーしてきたよ。
届くのは来年の春。たのしみー。

←こちらは、お土産に頂いた
ジュエリーケース。

そして、携帯ストラップ!

う、美しい・・・。

本物のクリスタルがついているんだよ。
Velnicaの世界観が、本当に本当に大好き!





こちらは『TOKYO DREAM』の表紙イラストを
描いてくれたDONAちゃんから送られてきた、

写真×イラストの展示会のインビテーション。

テーマは『HATSUKOI』。

赤い、糸。

このカードが家のポストに届いたところから、
彼女たちのアートが始まっている、というこの感覚。

渋谷にある小さな長方形のスタジオには、
この展示のためにつくられた音楽が流れていて、
ひとつのラブストーリーをつむぎだすように
イラストとコラボした写真が1枚ずつ、順番に、飾ってあった。

そして、壁に描かれた、大きな木。
その下で抱き合う、男の子と女の子。

写真だけでもイラストだけでも音楽だけでもなく、
すべてが合わさったその『空間』がひとつの作品に。

作品の中に立って、周りを眺めて、
その空気に感動した。まさに、アートを体感した、という感じ。

「けっこうお金かかっちゃったんだけど、
 どうしてもカタチにしたくって…」

とDONAちゃん。

アートディレクター、
ヘアメイク、
スタイリスト、
イラストレーター、
ミュージシャン……
みんながひとつになって
つくりだした、ひとつの作品。

ビジネスではなく、
自分のお金をつかってまで、
カタチにしたかったという、
みんなの熱意によって生まれた
アートは、本当に素敵だった。

ちょっと泣きそうになってしまったよ。




こちらは、
NAZが最近プロデュース&OPENさせた、
マッサージ&リラクゼーションサロン。

私の著書『TOKYO DREAM』の中にも
登場しているNAZ。

J-WAVEの”SOULTRAIN”に
ラジオDJ志望の女子大生
として私が通っているころに、
ADをしているNAZと出会い、

その数年後に
ふたりでラジオ番組を企画して、
半ば強引に、
私がナビゲーター、NAZがディレクターとしての
『J−WAVEデビュー』を果たした、戦友。w

一緒に戦った友の活躍は、マジで嬉しい!

渋谷で朝までOPENしているそうなので、
是非♪詳しくは、コチラ。



そして、

アンナのワンマンライブ@CCレモンホール。

写真はふたりともほぼスッピンだけど・・・
アンナブログから拝借〜。


アンナのワンマンを観るのは三年目で、
毎年毎年、レベルアップしていく
ミュージシャン・土屋アンナをみるのは、
本当に感激する。

今回は妊娠5カ月でのステージ。

「みんなありがとう!
 本当に、今日、きてくれてありがとう!
 これからも、ついてきてね!!」

って、最高のショーを終えたあとで
アンナが叫んだその言葉には、
たぶんいろんな想いがつまっていたんだと思う。

彼女の仕事に向ける真剣な想いは、
はっきりいって、ハンパじゃない。

応援してる。いつまでも!

             *

キャリアに、結婚に、妊娠に、出産に、子育てに…。

すべてを手に入れるのは可能なのか?
しあわせとは、なんなのか?

それは、
これまでも、今も、そしてこれからもずっと、
考えてゆくのだろう永遠のテーマだけど

ひとつ言えるのは、

JUST DO THE BEST YOU CAN.

今まで築いてきたキャリアが
あるのは幸せなことだけれど、
だからこその葛藤だって
もちろんあるわけで、

多くをつかもうと思えば、
その何倍もの努力が必要。

どうやって頑張ろうって
考えてもキリがないから、

JUST DO IT!

そうすれば、なんとかなるさ♪

そう思わせてくれるパワフルな人たちが
周りにたくさんいることに、感謝です。

そして、

自分の恋のこと、
仕事のこと、
今の気持ちを
メールやお手紙で
送ってくれる読者の方たち。

メールやお手紙からあふれ出す
それぞれが人生に対して持っている
熱いエネルギーに、やられます。

「いつか会いたい」と
言ってくれるあなたに、
私もいつか絶対に会いたいです。

キラキラを受け、与え、
しあわせに生きてゆきたいね。

金曜日には新刊発売、
そして土曜日には私、

28歳だ。


| 13:57 | comments(662) | - | Posted by : LiLy

『空とシュウ』 プレゼント








今月20日に発売になる、

新刊『空とシュウ』。

エディターMIKAちゃん、
デザイナーキョーコちゃんと
装丁デザインの打ち合わせを重ね、
原稿を何度も読み返し、
加筆修正を加え、
あとがきも書いて・・・

入稿が終わりました。

あとは、
本になってくるのを待つのみ!


★AMAZON予約もスタート★







2008年、丸1年かけて連載して
書きあげた、長編小説です。

25の誕生日ごろに書籍デビューしてから、
3年。この作品は、私の10冊目の本になる。

連載中から最も反響があった作品でもあるし、
個人的にもかなり力を入れた、思い入れのある小説です。

今まで、ブログは見ていたけれど
本は読んだことないんだぁ、という方にも
エッセイは読んだけど小説はまだ、という方にも
是非、読んで頂けたらいいなぁと思っています。

というのも、一番「LiLyっぽさ」が出ている小説だと
思うので、これを読んでダメなら、他のどの小説も
たぶん、グッと”コナイ”と思うので。。。

自分と私の小説の、相性チェックのためにも、
是非、
こちらのプレゼント企画を利用してみてはいかがでしょうか。(笑)

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

★★ 小学館から、
  発売日前に、20名の方に
  『空とシュウ』をプレゼント ★★

レビューを書いてくださることが応募の条件に
なるようですが、詳細&応募はコチラから!

★★ 11/17(火)締切 ★★

http://fanet.jp/novels/lily/

※応募はPCからのみとなります

★★ 期間限定「空とシュウ」特設BLOGもオープン ★★

http://fanet-lily-sora.269g.net/


たくさんのご応募、お待ちしております。



連載中の『こぼれそうな唇』
クライマックス、入ってきました。
書いていてハラハラしています。
胸が苦しくなって、途中でPCに背をむけて、
ハァハァと息継ぎしながら書いています。(大袈裟じゃなく)。

あ、でもこの小説、途中からではなく最初から
読んでほしいので、来年の書籍化を待つのもいいかも。



来年、出産後には連載2本、再開&開始予定です。
ひとつのは休載中の『おとこのつうしんぼ』。
もうひとつは、本音の妊婦トークを炸裂させる予定の新連載。

ということで、来年の今頃は、
エッセイ出版祭りになりそう。



『11センチのピンヒール』
またまた重版かかりました!
発売から2年経っているのに
まだ重版がかかるのは、すごいこと。

『おとこ』シリーズも、
新作をだすとシリーズすべてに
何度も重版がかかる、という感じで
ロングセラー中です。

本が売れなくなっている中、
たくさんの方が私の作品を
買ってくださっている、
という事実は本当に本当にありがたいこと。

どうもありがとうございます。


1冊1冊、魂込めて、
いい作品をつくっていきたいです。


これからも、頑張るねラブ
だから今後もどうぞ、よろしくねラブ



| 14:43 | comments(86) | - | Posted by : LiLy